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リスクに関するmurasukeのブックマーク (3)

  • 数学的・科学的な知識を使いこなしてリスクを判断できるのが人間ではないのか。(まともな)科学技術社会論の佐倉先生のツイまとめ

    佐倉統 @sakura_osamu サイコロを振る。5回続けて1の目が出たら、「次はもう1は出ないだろうな」と思う。しかし、次に1が出る確率は(サイコロが普通に作られていれば)それ以前と同じ1/6である。人間の心理は、このように数学的確率からずれて認知する「錯確率」がよくある。リスクの認知も同じだろう。(続く) 2012-08-19 20:26:51 佐倉統 @sakura_osamu (続き)「もう1の目は出ない」と感じるのは、人間にとって「自然」「当然」である。しかし、その錯確率に従って賭を続ければ、確実に損をする。人々が主観的に快適に生活することも社会的に重要な要件だから、錯確率に一定の配慮をすることも必要だと思う。(続く) 2012-08-19 20:31:36 佐倉統 @sakura_osamu (続き)また、なぜ人間がそのように数学的確率とは異なるように確率を認知することがある

    数学的・科学的な知識を使いこなしてリスクを判断できるのが人間ではないのか。(まともな)科学技術社会論の佐倉先生のツイまとめ
  • 技術者倫理エピソード:経営者の帽子・技術者の帽子

    技術者倫理に関する代表的なエピソードをご紹介しましょう。1986年のチャレンジャー号爆発事故に関する2人の技術者、ロバート・ルンドとロジャー・ボイジョリーの行動です。 チャレンジャー号爆発事故は、ブースターロケットのシール部品であるOリングというゴム製品が、低温(打上時の気温は-3度)で弾性を失い、高熱ガスが漏洩して貯蔵タンク内の燃料に引火爆発したものでした。 実はOリングがちゃんとシールできないことは、不確実ながらも予測されていました。主任技師のボイジョリーは、温度と弾性の間の相関関係を知っており、低温になるとシールの信頼性が保証できないことを知っていました。ただ、正確に何度でそれが起こるかを予測できないでいました。 ボイジョリーの所属するモートン・チオコール社の経営陣は、この問題をにわかには受け入れられないでいました。そして、NASAとの新規契約を強く望んでいた経営陣の一人メイソン副社

  • なぜリスク論はリスク対策に対し過度に否定的な結論を導くか 市村正也

    リスク論批判:なぜリスク論はリスク対策に対し過度に否定的な結論を導くか Too risky risk analysis 市村正也 1 はじめに 人間の生命、健康、安全にとってなんらかのリスクが存在するとき、直ちにそのリスクを低減する対策を実施するのではなく、リスク対策が持つマイナス面を考慮して実施するかどうかを判断すべきとする考え方がある。対策のマイナス面とは、具体的には、対策にかかるコストおよび対策によって引き起こされる新たなリスクである。リスク対策は、そのようなマイナス面と、プラス面つまり対象になるリスクの減少とをはかりにかけ、プラス面が大きいと考えられるときにのみ実施されるべきである。この文章では、そのような考え方をリスク論とよぶ。また一般にもそのような考え方がリスク論と総称されていると考えられる。 リスク論の一般的な合理性は疑い得ない。あるリスクへの対策が別のより大きなリスクを

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