野岩(やがん)鉄道の開業二十五周年を記念した「二十五年の歩みパネル展」が二十四日まで、日光市の川治温泉駅と川治湯元駅で開かれている。
第三セクター「会津鉄道」(会津若松市)は26日、3月17日からJR東日本、東武鉄道、野岩鉄道の4社でダイヤ改正し、JR会津若松-東武日光駅を1日1往復する直通列車を新設すると発表した。 鉄道4社はこれまで、JR会津若松-東武鬼怒川温泉駅を1日3往復する直通列車を運行させていたが、東武日光駅まで行くには2回の乗り換えが必要だった。 初代会津藩主・保科正之が現在の日光市に続く会津西街道を整備するなど会津と日光の両地域はゆかりが深く、観光資源を連携させようと沿線自治体や鉄道4社が08年から協議していた。 東武鬼怒川温泉駅からは5月に開業する「東京スカイツリー」近くの浅草駅行きの特急に乗り換えも可能で、会津鉄道総務部は「スカイツリーと日光、会津をトライアングルで結び、福島復興の一助にしたい」としている。 直通列車は2両編成で片道3390円。JR会津若松発東武日光駅行きは午前8時発車(同10時56分
日光市と福島県を結ぶ第3セクター「野岩鉄道」の利用促進と沿線観光地のPRを目的としたキャンペーン「ウェルカム・ステーション」が25日、日光市西川の湯西川温泉駅で行われた。 新藤原駅(日光市)―会津高原尾瀬口駅(福島県南会津町)間の全線開業25周年記念事業で、日光市や県、沿線の観光協会などでつくる利用促進協議会が実施した。 駅の入り口で、協議会のメンバーが携帯ストラップなどの記念品を配布。カッパにちなんだ地元の湯西川温泉のマスコット「クリッパ」=写真左=、日光市の「日光仮面」=同右=、県の「とちまるくん」の3体のキャラクターも参加し、観光客らを出迎えたり、見送ったりした。また、30日からは川治温泉駅と川治湯元駅で、1986年の開業から25年の歩みを振り返るパネル展を開く。
東武鉄道は3月17日、伊勢崎線業平橋駅の駅名改称と特急列車の停車にともない、伊勢崎線と日光線を中心に一部ダイヤ改正を実施する。同日に野岩鉄道と会津鉄道もダイヤ改正を行い、東武日光駅へ直通運転する「AIZUマウントエクスプレス」が新設される。 業平橋駅は5月の「東京スカイツリータウン」グランドオープンを前に、今回のダイヤ改正で駅名を「とうきょうスカイツリー」に改称。特急スペーシアや特急「りょうもう」をはじめ、上り特急列車の全列車が停車するようになる(JR相互直通列車は除く)。下り特急列車は「きぬ117号」「きぬ119号」「きぬ121号」「きぬ123号」の4本が停車する。 現在、東武線の鬼怒川温泉駅より、野岩鉄道、会津鉄道を経由してJR線の会津若松駅まで(一部列車は喜多方駅まで)運転される「AIZUマウントエクスプレス」については、既存の列車に加えて東武日光駅発着の列車を1往復新設。「AIZU
福島県と栃木県を結ぶ第三セクター「野岩(やがん)鉄道」が全線運行している。JRが栃木県那須塩原市以北でストップしている中、会津鉄道や東武鉄道とつないで会津若松から東京・浅草まで行ける貴重な足となっている。 野岩鉄道は、会津高原尾瀬口駅(南会津町)から新藤原駅(栃木県日光市)まで9駅30・7キロ。地震被害もなく、斉藤茂行鉄道部長は「被災地と首都圏を結ぶルート。車がない高齢者の避難や被災地支援に活用してほしい」と話している。【松本晃】
自治体などの出資で県内を走る第三セクター鉄道が、ファンクラブやメーリングリストを立ち上げ、あの手この手で新規乗客の獲得を狙っている。乗客の減少による危機感から、県内外に固定ファンを増やしてリピーターをつかむのが狙いだ。(矢吹孝文) 今月1日から「メール会員」の募集を始めたのは、間藤駅(日光市)―桐生駅(群馬県桐生市)を結ぶわたらせ渓谷鉄道だ。同社のホームページを通じて登録すると、イルミネーションの点灯時期や紅葉の見ごろ、沿線がテレビに紹介されるなどの情報を月に3〜4回、電子メールで連絡してもらえるという。 同線は沿線住民の減少と少子化で、1994年度に年間106万人いた乗客が、昨年度には50万人を下回った。特に通勤・通学客が年々減っているといい、「メール会員」は遠方の人に利用を促すのが目的だという。樺沢豊社長(62)は「ホームページでは、忙しいと見てもらえない。直接メールが届く方が、近
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く