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ブックマーク / www.ringolab.com (2)

  • アメリカ下層教育現場 - 情報考学 Passion For The Future

    アメリカ下層教育現場 タイトルをみて興味位な格差問題のかなあと思ったら、まったく違う内容で驚いた。熱血教師の体当たりドキュメンタリとして面白いなのである。 著者は1969年生まれ。大学在学時にプロボクサーになるが怪我で挫折。週刊誌の記者を経てフリーライターになり96年に渡米。ネヴァダ州立大学でジャーナリズムを学んだ後、米国の著名なスポーツ選手にインタビューを重ねてドキュメンタリ書籍を出したという経歴の人物。バイタリティたっぷり。 大学の恩師の依頼で、著者は米国の高校で代理教員の仕事を引き受ける。着任先は市内で最も学力の低い学生が集まる最底辺校。進学率は1%に満たず、あまりの学生の質の低さに教員が次々に去っていく学校なのであった。科目は「日文化」。 赴任第一日目。初回の授業では日アメリカの関係を説明する30分間のビデオ教材をみせることにした。だがそこには、ビデオを見るだけの授業

  • 粘菌 その驚くべき知性 - 情報考学 Passion For The Future

    ・粘菌 その驚くべき知性 粘菌を出口に餌を置いた迷路に閉じ込めると、最短距離に近いコースで出口にいたる。繰り返すと学習する。迷いもする。単純な細胞でしかない粘菌が「司令官はなし、各人自律的に動くのみ」という自律分散モデルによって知性を持っているかのようにふるまう。 たくさんある選択肢からどの選択をすべきか。組み合わせ数爆発を招く複雑な問題に対して、生物はすべての可能性を計算して比較するわけにはいかないから、大雑把ではあるがすばやく答えを導く「フィザルムソルバー」という解法モデルをとっていると著者は指摘する。 粘菌の周りに複数の餌場を置くと、粘菌は分裂しながら移動していき、ついには複数の餌場間をつないでしまう。この粘菌が餌探しをする移動経路の評価には3つの指標があり 1 もっとも短いルートを選ぶ最短性= コスト(経済性) 2 すべての2点間の平均距離 = 効率 3 一か所が分断されてもまだつ

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