7月10日に投票が行われた参院選長野県区は、立憲民主党・現職の杉尾秀哉さんが議席を守った。全国的に見れば自民党が議席を伸ばし、特に全国32の1人区は自民が28選挙区を制した。 【動画】過去の女性問題や金銭トラブルを報じられ…敗戦後に会見 野党が勝ったのは4選挙区のみだが、このうちの1つが長野県区だ。自民・松山三四六さんも知名度を生かし支持を伸ばしたが、選挙戦終盤の週刊誌報道で勢いを失い、届かなかった。 期日前投票の出口調査では、週刊誌報道前は松山さんがリードしていたが、報道後は杉尾さんに差をつけられた。政治家の資質が改めてクローズアップされた異例の展開。松山さんの選挙戦を振り返る。 選挙戦序盤は応援を受け、勢いに乗る6月22日の公示日。「一、ニの三四六ー!松山三四六ー!」というかけ声が響いた。 20年以上、長野県内でタレント活動をしてきた自民党・新人の松山三四六さん(52)。初日には芸能界