NECネッツエスアイは6月2日、ハードウェアを含めたネットワーク環境をまるごと仮想化し、クラウド型のサービスとして提供する「Consolidated Network Services」の提供を7月1日より開始すると発表した。 同サービスは、シトリックス・システムズ・ジャパンやチェック・ポイント・ソフトウェア・テクノロジーズ、米Vyatta社との協業によって実現されるもの。ルータやファイアウォール、ロードバランサーなどの複数のネットワーク機器を仮想化し、1台のサーバ上に統合した上でサービスが提供される。 「Consolidated Network Services」の利用イメージ 仮想アプライアンスとして各種ネットワーク、セキュリティ関連機能が提供されることになるため、サービスの追加や導入が容易となる。また、同サービス上で提供される各種機能は独立して稼働するため、運用効率や耐障害性を向上させ