大正時代に手賀沼のほとりに暮らした白樺派の文人らが食べたとされる「白樺派のカレー」をパイ生地に包んだ商品が千葉県我孫子市などで発売される。 10日は、同市の市民団体「白樺派のカレー普及会」が制定した「白樺派のカレーの日」で、関係者は「地元の新たな名物に」と期待している。 白樺派のカレーは、隠し味にみそと、大正時代から流通していた「C&B純カレー」のカレー粉、国産の野菜などを使って作る。 同市の手賀沼近くに住み、大正末期に民芸運動を提唱した柳宗悦の妻兼子が、近所で交流があった英国人陶芸家バーナード・リーチの助言で、みそ入りカレーを作ったという記述が当時の雑誌に残されている。 「パスティ」と名付けられた新商品は、英コーンウォール地方の料理が原型で、白樺派のカレーをパイ生地で半円形に包んだサクッとした食感が特徴。「帰国したリーチが、兼子のカレーを思い出して食べた」という想定で、普及会のメンバーが
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