東京都知事選(31日投開票)は24日、選挙戦ラストサンデーを迎えた。鳥越俊太郎(76)増田寛也(64)小池百合子(64)の主要3候補は、人出の多い都心での支持拡大や、個人演説会での支持固めなど、それぞれの戦略をもとに、奔走した。 「皆様からの追い風を受けて、必ず、必ず、勝っていきたい」。小池氏はJR新宿駅西口で約3000人を前に、都知事選勝利への強い思いを口にした。 小池氏に対しては、聴衆の数に加え支援の輪も日一日と拡大。「党の推薦候補以外を応援したら、親族も含めて除名の可能性」を示唆した自民党東京都連の通達はもはや「崩壊状態」(党関係者)だ。自民党の区議、都議、地方議員に加え、若狭勝氏以外の国会議員にも支援の動きが出始めている。24日は、自民党総務会長を務めた笹川堯(たかし)氏(80)が応援に入り「自民党党員の人は、堂々と小池さんを応援してほしい」と訴えた。笹川氏の三男博義氏は、自民党衆