安全保障関連法案は28日、参院平和安全法制特別委員会で安倍首相が出席して総括質疑が行われ、実質審議に入った。 首相は「切れ目のない平和安全法制を整備し、日米同盟が揺るぎないものであることを内外に示すことで、日本の平和と安全を守り抜いていく」と述べ、安保法制の整備が抑止力につながるとの考えを示した。 首相は日本を取り巻く安全保障環境について、「残念ながら南シナ海で中国は大規模な埋め立てを行っている。東シナ海におけるガス田の問題についても(日中中間線に隣接するガス田を共同開発するなどとした)2008年の合意が守られていない」と述べ、中国の海洋進出に警戒感を示した。 首相はまた、礒崎陽輔首相補佐官が安保関連法案に関して「法的安定性は関係ない」などと発言したことについて、「法的安定性の確保は当然のこと。疑念を持たれる発言は慎まなければならない」と苦言を呈した。また、各種世論調査で関連法案に対する国
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