「走攻守3拍子そろった捕手」という肩書きでは魅力を説明しきれない。広島ドラフト1位・中村奨成捕手(18=広陵)には、まだ焦点の当たっていない才能がある。それは、“コミュ力”の高さ。コミュ力=コミュニケーション能力の略語だが、この若者言葉を使った方が中村奨により迫れる気がする。 【写真】横山(左)に耳の中をいじられる中村奨 自ら先輩に話しかけに行くことに躊躇(ちゅうちょ)はない。顔をくしゃくしゃにする笑顔を武器に、スーッと先輩の懐に入る。中村奨のいじり対象の筆頭は、同期入団で大卒のドラフト3位・ケムナ(日本文理大)。年上にちょっかいを出しては反撃を受ける姿をキャンプ中に度々目撃した。 ひとたびマスクをかぶればスイッチが入れ替わる。ブルペンでは、先輩投手にも遠慮しない。「今のイメージで!」。「意識強く持ったままで!」。褒めるのは簡単。中村奨の場合は、納得いかなかったことにも意見する。生意気とい
![広島・中村奨成“コミュ力”にまさかのダメ出し…倉コーチが明かす理由とは? (スポニチアネックス) - Yahoo!ニュース](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/5233daa10a0eedcdd9622e3e26c3c7c58adbbb1b/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Flpt.c.yimg.jp%2Famd%2F20180313-00000087-spnannex-000-view.jpg)