(CNN) 米ウィスコンシン州で、病気のため両耳を切除した迷い猫のために、女性が特技を生かして耳に見立てた毛糸の帽子を自ら編み、プレゼントする出来事があった。 「レイディー」と名付けられたこの雌の猫は昨年12月、同州デーン郡にある保護施設に連れてこられた。施設の広報担当者がCNNに語ったところによると、耳に慢性の感染症と血腫が見られたため、直ちに手術を行ったという。 苦痛を和らげる方策として、獣医師らは最終的にレイディーの両耳を切除することを決断した。 手術は無事に終わったが、施設の職員らの間では、耳のないレイディーに里親が見つからない事態を懸念する声が上がった。そこで職員の1人、アシュ・コリンズさんは、レイディーのために可愛い耳付きの帽子を編んであげることにした。 職員らはレイディーをおだてたり、ご褒美をあげたりしながら、完成した紫色の耳付き帽をその頭にかぶせた。 施設で愛されたレイディ