国の原子力規制委員会は、国内の原子力発電所で安全対策を取る指標となる「安全目標」を初めて設けて、大量に放射性物質が放出される事故が起きる頻度を100万年に1回程度以下に抑えることになりました。 原発の安全目標は国や電力会社が安全対策を取るための指標と位置づけられていて、海外の多くの国で設けられていますが、日本では12年前から国の原子力安全委員会で議論が行われたものの設定されていません。 3日の規制委員会の会合で示された原発の安全目標の案では、核燃料が損傷する事故が起きる頻度を1万年に1回程度以下に、格納容器が壊れて放射性物質を閉じ込められない事故の頻度を10万年に1回程度以下に、そして大量の放射性物質が放出される事故の頻度を100万年に1回程度以下にするとしています。 また、100万年に1回の事故でも、放出される放射性物質のうち、長期的な汚染の原因となるセシウム137の量を、おととし3月に
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