田村・都路で就学8割希望 半数は避難先から通学望む 田村市が来年4月に帰還を予定する都路地区の小中学校とこども園の4施設について、来年度就学対象の193人のうち、77.7%の150人が帰還する学校などへの就学を希望していることが10日分かった。ただ就学希望者のうち56.7%の85人が避難先からの通学を望み、住民帰還の難しさをあらためて示した。 市教委が同日の9月議会一般質問で意向調査の結果を明らかにした。 就学希望者の内訳は、古道小が73人中55人、岩井沢小が33人中27人、都路中が66人中54人、都路こども園が21人中14人。ほかの学校などに転校を予定するのは全体で29人で、14人が未定としている。 就学希望者のうち、都路に戻り通学を予定しているのは、古道小26人、岩井沢小14人、都路中21人、都路こども園4人の計65人となり、避難先からの通学希望者を下回った。市教委は、避難先か