新型コロナウイルス検査を受ける人(2020年7月7日撮影、資料写真)。(c)GUILLAUME SOUVANT / AFP 【10月2日 AFP】米国の女性が、鼻腔(びこう)粘膜を採取する新型コロナウイルス感染症検査を受けた際、鼻の奥に差し込んだ綿棒の先が脳膜を突き破り、鼻から髄液が漏出する事例が起きていたことが、医学誌に1日に掲載された医師らの報告で明らかになった。女性はこれにより、命に関わる感染症リスクにさらされたという。 この40代の女性には、医師の診断を受けていなかったまれな症状があった上に、受けたウイルス検査が適切に行われなかった恐れがある。通常起こりにくい出来事が重なったと考えられ、鼻腔検体採取検査のリスクが非常に低いことに変わりはない。 米国医師会雑誌(JAMA)系の耳鼻咽喉科疾患および頭頸(けい)部外科手術の専門誌に掲載された論文を執筆したジャレット・ウォルシュ(Jarre
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