<欧州最大の太陽望遠鏡「グレゴール(GREGOR)」は、太陽の微細構造を鮮明に撮影することに成功した...... > ドイツの研究チームによって開発された欧州最大の太陽望遠鏡「グレゴール(GREGOR)」は、2012年にスペイン領カナリア諸島テネリフェ島のテイデ観測所で設置され、2018年から、アップグレード(性能向上)のための研究開発がすすめられてきた。そしてこのほど、一連のアップグレードが完了し、太陽の微細構造を鮮明に撮影することに成功した。 太陽望遠鏡を再設計しアップグレード グレゴール太陽望遠鏡は、直径140万キロメートルという巨大な太陽のうちの50キロメートルを地球から詳しく観測できる。いわば、1キロメートル離れた場所から、サッカー場にある針を見るようなものだ。 研究チームは、最高の画質を実現するために、わずか1年で、グレゴール太陽望遠鏡の光学系、メカニクス系、エレクトロニクス系
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