一部がミイラ化した古代都市ポンペイ市民の遺骸が発掘される2021.08.23 23:00180,328 George Dvorsky - Gizmodo US [原文] ( たもり ) 古代都市ポンペイで、一部がミイラ化した市民の遺体が新たに発掘されました。手の込んだ石製の墓の中に装飾的な骨壺と他の副葬品とともに安置されていたのは、60代で亡くなったと見られる男性の死骨。部分的にミイラ化していたというだけでも十分珍しいですが、なんと彼はかつては奴隷の身分だったものの、自由と社会経済的な成功を掴んでいたことも判明しています。 ポンペイでの考古学的な発見というと、紀元79年のヴェスヴィオオ火山の大噴火時のものと思われがちですが、ポンペイ考古学公園とバレンシア大学が調査しているこちらの墓は、古代ローマの都市が灰に覆われる数十年前に建てられたもの。 ポンペイのPorta Sarno埋葬地で発見され