広告会社にいると避けて通れないのが「競合プレゼン(通称:競合)」というイベント。 競合プレゼンとは文字通り、複数の会社が同じお題で競い合うこと。 似た概念で「入札」もあるが、提案内容で競い合うのが競合で、受注金額で競い合うのが入札と理解するといい。 私は17年間電通という広告会社にいたが、競合プレゼンという行為があまり好きではなく、その理由は以前も日経COMEMOに書いた。 ただいくら「好きではない」と言っても、避けては通れないのが競合プレゼン。17年間で何度も経験した。 もちろん勝ったことも、負けたこともあるが、キャリアの後半の勝率はかなり良かったと思う。 それは提案内容が磨かれたというより「勝ち方がわかってきた」と表現した方が正しい気がする。 キーワードは「アイデアじゃんけんからの脱出」だ。 今日はそんな話。 ◾️勝つ確率を少しずつ上げる方法広告会社における競合プレゼンと言うと「アイデ