会話の中で、相手に「いや、そうではなくて」「でも、私は違うと思うな」などと否定されてばかりいると、嫌な気持ちになりますよね。なにかと否定してくる人というのは、少なからずいるものです。 では逆に、あなたにはそんな否定癖はないでしょうか。じつはこれ、いつの間にか癖になっていたり、無自覚だったりする場合が多いのです。あなたも、自分自身の言動をチェックしたほうがいいかもしれませんよ。 そこでこの記事では、なぜ否定することが癖になってしまうのか、そして、「何でも否定する人」と思われないように否定癖を改善するにはどうすれば良いのかについて、解説していきます。 なぜ否定したがる? その心理的背景 否定癖がついている人は、条件反射のように「いや」「でも」と言い、相手の意見や価値観を否定してしまいます。それはなぜなのでしょう。心理学者の内藤誼人氏は、それは「フラジャイル・ナルシズム」のせいだと話しています。