ヤフーは、同社のサービスを全面的に常時HTTPS(AOSSL、常時SSL/TLS)に移行することを、4月4日に発表した。2016年4月1日からの1年間で、すべてのサービスを常時HTTPS化していく。 スマートフォンやタブレットの普及に伴い拡大する公衆無線LAN(Wi-Fi)スポット利用時のセキュリティ対策を考慮したもの。 これまではIDやパスワード、クレジットカード情報など機密性が高いデータを送受信するページではHTTPS(暗号化通信)を採用していたが、他の情報ページなどは非HTTPSだった。今後は、Yahoo! JAPANトップページやYahoo!ニュースを含むすべてのページをHTTPSで提供する。 常時HTTPS化により、Windows XPを利用しているユーザーは、ヤフーの各サービスを利用できなくなる可能性がある。 また、常時HTTPSにより、リファラーが自動的に送られなくなる点にも