グラクソ・スミスクラインは9月17日、COPDの増悪予防のためのePRO(患者アウトカム報告=Patient Reported Outcome)プラットフォームに関する臨床研究を開始したと発表した。ePROとは、患者が自発的に症状をアプリに入力し、医師はその記録を電子データとしてモニタリングする。医師は症状のモニタリングを通じ、増悪の予見と薬剤変更など適切な治療介入に結びついたかを検証する。ePROを活用することで医師と患者の信頼関係が高まり、副作用の予見や治療の継続、さらには治療アウトカムの向上に結びつくとの期待もある。 ePROプラットフォームとは、患者が自宅で症状を記録し、その記録を病院や診療所にいながら電子データとして医師が受け取るというもの。今回の臨床研究では、COPDの症状把握を目的としたチェックシート‟COPD Assessment Test(CAT)“を、インテグリティ・ヘ