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bookとsfに関するmvswのブックマーク (38)

  • ハヤカワのAmazonセールに合わせ、海外から国内、SFからミステリに至る傑作を一覧紹介してみた。 - Something Orange

    ハヤカワの傑作小説を紹介するよ。 ●海外SF グレッグ・イーガン『順列都市(上)(下)』 グレッグ・イーガン『ディアスポラ』 グレッグ・イーガン『しあわせの理由』 アンディ・ウィアー『プロジェクト・ヘイル・メアリー(上)(下)』 オーソン・スコット・カード『エンダーのゲーム』 ウィリアム・ギブスン『クローム襲撃』 アーサー・C・クラーク『宇宙のランデヴー』 アーサー・C・クラーク『太陽系最後の日』 ニール・スティーヴンスン『スノウ・クラッシュ(上)(下)』 コードウェイナー・スミス『スキャナーに生きがいはない』 ダン・シモンズ『ハイペリオン』 フィリップ・K・ディック『アンドロイドは電気羊の夢を見るか?』 テッド・チャン『あなたの人生の物語』 ロバート・A・ハインライン『夏への扉』 ロバート・A・ハインライン『月は無慈悲な夜の女王』 レイ・ブラッドベリ『火星年代記』 グレッグ・ベア『鏖戦/

    ハヤカワのAmazonセールに合わせ、海外から国内、SFからミステリに至る傑作を一覧紹介してみた。 - Something Orange
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    mvsw 2024/07/15
  • 早川書房の3000作品以上が最大50%割引の電子書籍セールがきたので、新作SF・ノンフィクションを中心にオススメを紹介する - 基本読書

    プライムデーに合わせて恒例となっている早川書房の50%割引のセールがきているので、今回も一年以内に刊行された新作SF・ノンフィクションを中心に紹介していこうかと。セール期間は2024年6月25日〜7月17日までで、セール対象は2023年12月までの作品になり、直近半年についてはまた次回。 amzn.to SF小説のおすすめを紹介する。 白亜紀往事 作者:劉 慈欣早川書房Amazonめぼしいものをみていたが今回は特にSFが豊作だ。目玉の一つは、『三体』の劉慈欣による中篇相当の作品『白亜紀往事』。物語の舞台は白亜紀末期、独自に知性を発達させた大きな恐竜と、その反対に小さな生き物の蟻、二者の協力関係を主軸に描き出していく。恐竜は初歩的な言語を使いこなすなど知性が高いが、細かな作業は不得意であり、その弱点を蟻が補うことで、文明は相互発展していくのである。 最初両者の関係は蟻が恐竜の歯を掃除するよう

    早川書房の3000作品以上が最大50%割引の電子書籍セールがきたので、新作SF・ノンフィクションを中心にオススメを紹介する - 基本読書
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    mvsw 2024/06/26
  • 『タテの国』の著者による、100年ごとに5万年後の未来までを観測するド真ん中で壮大な規模のSF長篇──『未来経過観測員』 - 基本読書

    未来経過観測員 (角川書店単行) 作者:田中 空KADOKAWAAmazonこの『未来経過観測員』は、縦読みならではの物語を構築し次々と明らかになる世界の真の姿、無限構造の物語を描きだしてみせた漫画『タテの国』や宇宙をさまよい、偶然出会った無人の宇宙船同士で元素を奪い合う闘争を描いた短篇『さいごの宇宙船』など格的なSF漫画を次々と発表してきた田中空のはじめての小説作品だ。 もともと表題作の『未来経過観測員』がカクヨムにて掲載され人気となっていた。書はそこに短篇「ボディーアーマーと夏目漱石」が書き下ろし&追加された一冊になる。もともと『タテの国』などの作品を読んで今どき珍しいぐらいにド直球に「世界の真の姿」「宇宙の果ての果て」、「世界の終わり」に挑みかかるような作家で(そういう意味でいうと、タイプとしては劉慈欣やステープルドンを彷彿とさせる作風ではある)どの漫画もたいへん楽しく読んでい

    『タテの国』の著者による、100年ごとに5万年後の未来までを観測するド真ん中で壮大な規模のSF長篇──『未来経過観測員』 - 基本読書
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    mvsw 2024/03/24
  • SFが読みたい2024年版で海外篇一位を獲得した、悪に堕ちたロボットの人生を描く長篇SF──『チク・タク・チク・タク・チク・タク・チク・タク・チク・タク・チク・タク・チク・タク・チク・タク・チク・タク・チク・タク』 - 基本読書

    チク・タク・チク・タク・チク・タク・チク・タク・チク・タク・チク・タク・チク・タク・チク・タク・チク・タク・チク・タク (竹書房文庫) 作者:ジョン・スラデック竹書房Amazonこの『チク・タク・チク・タク・チク・タク・チク・タク・チク・タク・チク・タク・チク・タク・チク・タク・チク・タク・チク・タク』*1は奇才ジョン・スラデックによって40年前(1983年)に刊行されたSF長篇だ。邦では昨年邦訳が刊行されたが、あれよあれよというまに評価されて、2023年を総括するSFガイドブック『SFが読みたい!2024年版』の海外SF篇で見事一位の座に輝いた。 一位に輝いたぐらいなので作はおもしろいが、なぜ40年前の作品が一位になったのか。理由が僕にわかるはずもないが、SFが読みたいは業界関係者による投票によってランキングが決定する仕組みなので、まず通に評価されたこと。また、『プロジェクト・ヘイル

    SFが読みたい2024年版で海外篇一位を獲得した、悪に堕ちたロボットの人生を描く長篇SF──『チク・タク・チク・タク・チク・タク・チク・タク・チク・タク・チク・タク・チク・タク・チク・タク・チク・タク・チク・タク』 - 基本読書
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    mvsw 2024/02/11
  • 今年(2023年)おもしろかった本を一気に紹介する。 - 基本読書

    今年おもしろかったを一気に紹介します。大きめの書店が次々閉店し、人手不足や配送の問題もあって出版的には厳しい時期が続くがおもしろいは依然として絶えない。あとゲームもいっぱいやったので、だけでなくゲームも合わせて振り返っていこう。いつもは長くても5000文字ぐらいだが、今回は試しに合計1万文字以上書いてみたので、よかったら目次から興味あるやつにとんで読んでみてください。 SFを紹介する キム・スタンリー・ロビンスン『未来省』 N・K・ジェミシン『輝石の空』 ローラン・ビネ『文明交錯』 シーラン・ジェイ・ジャオ『鋼鉄紅女』 ジョン・スコルジー『怪獣保護協会』 『宇宙の果ての屋』 ジョン・スラデック『チク・タク・チク・タク・チク・タク・チク・タク・チク・タク・チク・タク・チク・タク・チク・タク・チク・タク・チク・タク』 酉島伝法『奏で手のヌフレツン』 川端裕人『ドードー鳥と孤独鳥』 斜線

    今年(2023年)おもしろかった本を一気に紹介する。 - 基本読書
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    mvsw 2023/12/29
  • 『皆勤の徒』の著者最新作にして、今年いちばんおもしろかった傑作SF長篇──『奏で手のヌフレツン』 - 基本読書

    奏で手のヌフレツン 作者:酉島 伝法河出書房新社Amazon酉島伝法はデビュー作の連作短篇集『皆勤の徒』と第一長篇『宿借りの星』が共に日SF大賞を獲得と、寡作ながらもその作品は常に高い評価を受けてきた。 そんな酉島伝法による最新作『奏で手のヌフレツン』は2014年にSFアンソロジー『NOVA』に載った同名短篇の長篇版で、これが著者の現時点での最高傑作といっても過言ではないほど素晴らしい出来だ。酉島伝法の作風は造語を駆使しながら人ならざるものたちの世界、視点、文化を細かく描き出していく、一言でいえば「唯一無二」という他ないものだ。作でもその特徴は引き継ぎながらも、ストーリー、世界観はともに既作よりも壮大さを増し、読みながら「今までこんな感覚、文章を読んで味わったことがないな……」と思うほど特殊な感覚と興奮が呼び起こされた。 たとえば下記は作の一ページ目の文章で、奏で手と呼ばれる人たちが

    『皆勤の徒』の著者最新作にして、今年いちばんおもしろかった傑作SF長篇──『奏で手のヌフレツン』 - 基本読書
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    mvsw 2023/12/13
  • ジョージ・オーウェル『1984年』山形浩生訳 目次

    次へ:前へ:目次 『1984年』 Nineteen Eighty Four (1949) ジョージ・オーウェル 山形浩生 訳 (hiyori13@alum.mit.edu) 2023年11月 第 I 部 第1章  第2章  第3章  第4章  第5章  第6章  第7章  第8章 第 II 部 第1章  第2章  第3章  第4章  第5章  第6章  第7章  第8章  第9章 第 III 部 第1章  第2章  第3章  第4章  第5章  第6章 補遺:ニュースピークの原理 訳者あとがき その他フォーマット LaTeX版:https://genpaku.org/1984/1984_jp.tex (0.8MB) pdf版:https://genpaku.org/1984/1984_jp.pdf (1.6MB) MS-Word版:https://genpaku.org/1984/1984

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    mvsw 2023/11/25
  • 早川書房の2000作品以上が50%割引の電子書籍セールがきたので、新作SF・ノンフィクションを中心にオススメを紹介する - 基本読書

    ブラックフライデーに合わせて恒例となっている早川書房の50%割引のセールがきているので、今回も一年以内に刊行された新刊を中心におもしろかった作品を紹介していこうかと。夏頃のセールが2700点がセール対象だったのにくらべて今回は「2000作品以上」ということで、特に直近半年ぐらいの作品はあまりセール対象になっていないようだが、それでもおもしろいはたくさんあるので観ていこう。 amzn.to 最初はSFから プロジェクト・ヘイル・メアリー 上 作者:アンディ ウィアー早川書房Amazon引き続き劉慈欣作品の多く(『三体』三部作からスピンオフの『三体0 球状閃電』や『三体X 観想之宙』や短篇集の『円』など)がセール中なのでまだの人にはひとまずおすすめしておくのと(最新刊の劉慈欣長篇デビュー作『超新星紀元』はセール対象外)、アンディ・ウィアーの傑作『プロジェクト・ヘイル・メアリー』もセール対象。

    早川書房の2000作品以上が50%割引の電子書籍セールがきたので、新作SF・ノンフィクションを中心にオススメを紹介する - 基本読書
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    mvsw 2023/11/24
  • 世のSF好きってSF小説のどのへんが好きなの?(ネタバレちょっとあるかも)

    自分ニワカなんだけど、SF小説を最近読み始めた。と言っても遅読+ニワカなのであんまり量は読んでない。好きだったのは「三体」シリーズ、「プロジェクトヘイルメアリー」「星を継ぐもの」「夏への扉」とか(☓☓はSFじゃないだろって批判は受け付ける)。あとは昔から星新一が好きだったから短編集はだいたい読んでる。最近のやつだと柞刈湯葉もすごい好き。出版してるやつはだいたい読んでる。 なんとなくここまで色々読んでみて、SF小説の展開ってだいたい↓みたいな感じだなぁって勝手に思ってる。 ①未知との遭遇と解析・解明。現実と地続きの理論。世界観の説明。 ②①で説明した世界での冒険。フィクション味が強くなるけど「そういうもの」として理解はできる。 ③②を通して世界の真理的なものにたどり着く。ナントカ粒子とかナントカ次元とか出てくる。 自分が好きなのは主に①②の部分で、③が出てくるとちょっと萎える。俺様理論じゃん

    世のSF好きってSF小説のどのへんが好きなの?(ネタバレちょっとあるかも)
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    mvsw 2023/11/08
  • 「三体」が好きだった人にオススメしたいSF小説・後編

    オラフ・ステープルドン「最後にして最初の人類」は現代の人類から数えて第18番目の人類の進化を描写する奇書で、巨大な脳みそだけの存在になったり、知性を退化させてトドかアザラシみたいになってしまったりと、何億年にも及ぶ人類の歴史が豊かな空想力で描かれる。プロットとキャラクターは極めて希薄で、現代の作家がこんな作品を書いて売れることは考えにくいのだけれど(ほぼ設定資料に近いかも)、個人的にはお気に入りと言うか性癖に近い魅力を感じる。 「スターメイカー」はそれをさらに発展させたもので、時間と空間を越えて精神が銀河を飛び回り、エキセントリックなエイリアンの生態の設定を惜しげもなく披露しつつ、それが銀河の歴史にどのような影響を与えたかを語る。そして、この宇宙を創造した存在の意図を探求する旅をする。光速の限界があるため、その旅やエイリアン同士の交流はテレパシーで行われるという設定はSFとしては苦しいが、

    「三体」が好きだった人にオススメしたいSF小説・後編
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    mvsw 2023/11/07
  • 【22時追記あり】「三体」が好きだった人にオススメしたいSF小説・前編

    選抜条件自然科学、技術に対する信頼がある。宇宙の広大さ・希薄さに気が遠くなる。宇宙と比べた自分の一生や人類の歴史の短さに唖然となる。人類が地質学的時間の果てにヒトならざるものに進化・退化してしまう。何らかの形でエイリアン・地球外生命体と敵対する。政治的でない。あるいは、政治は扱われるがプロットの邪魔をしない、それどころか面白くしている。または、作者の主張が強くて作者の顔がはっきりと見えることがない。 上記の条件のうち、いくつかを満たしているものを作家ごとに紹介する。 作品のオチには触れないつもりだが、途中に何が出てくるかとかそういったレベルでは作品の内容に触れる。 記憶を頼りに書いているので誤っているかも。 グレッグ・イーガン思い入れが多い。ただ、近年のイーガンの長編は自然科学の素養が無いと何を言っているかまったくわからない作品が多いので(高校どころかひどいのになると大学院レベル)、短篇集

    【22時追記あり】「三体」が好きだった人にオススメしたいSF小説・前編
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    mvsw 2023/11/07
  • 私が好きなSF小説 5選|バラクーダ

    こんな話を聞いた。 ビジネスマンが、男に尋ねる。 「は読むかい?」 「まぁ、多少は」男が答える。 「どういうのを読む?」 「小説ですかね、主にSFとか」 ビジネスマンは自分の仕事に誇りを持っている。 今、世界の経済に自分は最先端の場所で関わっていることを。 それこそがビジネスマンのアイデンティティであり、全てであった。 「小説って、それを読んで何になるの?」 「何になるって、どういう意味?」男は訊ねる。 「いや、だって小説って作り話でしょ? この世にない架空の話でしょ? それって今の世の中を動かすものではないよね?」 ビジネスマンは悪意をもって質問しているわけではなさそうで、真顔でそう言った。 男が返答に困っていると、ビジネスマンはこう続けた。 「俺は自己啓発系か、ビジネス書しか読まないよ。それが今生きている者には一番必要だから」 男は少し考えてこう返した。 「作り話(フィクション)が何

    私が好きなSF小説 5選|バラクーダ
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    mvsw 2023/09/22
  • SF小説好き1480名に聞いた「絶対に読んどけ」っていうSF小説ランキング - 俺だってヒーローになりてえよ

    どうも、読書中毒ブロガーの ひろたつです。一生寝てたいタイプです。 今回は界隈が大盛りあがりだった企画。 いらん前置き まだ続くいらん前置き SFが生み出す“熱” 集計の概要 40位    4票 39位    5票 38位    6票 37位    7票 36位    8票 35位    9票 34位    10票 33位    11票 32位    12票 31位  13票 30位    14票 29位    15票 28位    16票 27位    17票 26位    18票 25位    19票 24位    20票 23位    21票 22位    22票 21位    24票 20位    25票 19位    26票 18位 29票 17位    31票 16位    34票 15位    35票 14位    39票 13位    42票 12位    49票 11位 

    SF小説好き1480名に聞いた「絶対に読んどけ」っていうSF小説ランキング - 俺だってヒーローになりてえよ
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    mvsw 2023/07/06
  • 韓国SFに多大な影響を与え、現代韓国で「最もSFらしいSFを書く」といわれる作家のSF短篇集──『どれほど似ているか』 - 基本読書

    どれほど似ているか 作者:キム・ボヨン河出書房新社Amazonこの『どれほど似ているか』は韓国の作家キム・ボヨンのSF短篇集である。「文藝」に掲載されたされた「赤ずきんのお嬢さん」や「SFマガジン」に掲載された「0と1の間」など断片的に作品が紹介されてきたが、一冊丸々の翻訳はおそらくこれが初。 ペ・ミョンフンの『タワー』、チャン・ガンミョンの『極めて私的な超能力』など近年翻訳される韓国SF短篇集の質は非常に高く、作にもかなり期待をしながら読み始めたが、これが既訳の韓国SF作品群に負けず劣らずおもしろい! (翻訳されてくる)韓国SFの特徴の一つは韓国社会の苦境や実際の事件などが作品に反映されていることが多い点にあり、作でもそうした面は多々あるのだが、超能力/能力バトルものからAIを扱ったミステリといった多彩な題材がそうした社会問題的なテーマと鮮やかに結びついている。池澤春菜さんの解説で、

    韓国SFに多大な影響を与え、現代韓国で「最もSFらしいSFを書く」といわれる作家のSF短篇集──『どれほど似ているか』 - 基本読書
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    mvsw 2023/06/06
  • 物理術師から幻術師まで、大きく異る方向の天才魔法使いが6人集められ、最終的に排除する1人を決める、ファンタジー×SF長篇──『アトラス6』 - 基本読書

    アトラス6 上 (ハヤカワ文庫FT) 作者:オリヴィー ブレイク早川書房Amazonこの『アトラス6』は著者オリヴィー・ブレイクがロースクール在学中にセルフパブリッシングで刊行したのち、爆発的に人気が出てAmazonPrimeでのドラマ化も決定している話題のファンタジー長篇だ。記事名にも入れたが、他者の行動に関与するエンパスに他者の思考を読み取るテレパス、世界の物理的事象に干渉する物理術師など様々な「特殊な力」を行使する、凄腕魔法使いたちの物語となる。 世界中の貴重な蔵書を守護する秘密の組織〈アレクサンドリアン協会〉、そこでは10年に1度、6人の在野の魔法使いらが選出され、うち5人だけが入会を果たし、富や名声、協会しか持っていない資料へのアクセスが許される──。と、魅力的な冒頭のあらすじに加えて表紙イラスト&装丁が最高だったので期待して読み始めたのだけど、中身はその上がりきったハードルにち

    物理術師から幻術師まで、大きく異る方向の天才魔法使いが6人集められ、最終的に排除する1人を決める、ファンタジー×SF長篇──『アトラス6』 - 基本読書
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    mvsw 2023/03/27
  • またまた早川書房1600作品が50%割引の大型電子書籍セールがきたので、SF・ノンフィクション中心にオススメを紹介する - 基本読書

    早川書房の1600作品が最大50%割引という大型の電子書籍セールが来たので、僕が読了済みのものからオススメを紹介しよう。早川書房は定期的にこの規模のセールをやることで知られているが、そのたびにラインナップが異なる。特に、前回のセール時には刊行間もなかった作品なども今回は多数セールに入っているので、今回は主に2022年1月〜以降に刊行されたセール品を中心にオススメを紹介していこう。 Amazon.co.jp: [プライムデー] Kindle最大70%OFF:早川書房タイトル: Kindleストア まずは目玉のSFから紹介していこう。 早川書房公式ページの刊行年月リストから一個一個セールになっているかな……と確認していったのだが(Kindleページの検索機能が劣悪なので)、今回は特に小説が豊作だった印象。たとえば、最初に紹介しておきたいのは春暮康一の『法治の獣』 法治の獣 (ハヤカワ文庫JA

    またまた早川書房1600作品が50%割引の大型電子書籍セールがきたので、SF・ノンフィクション中心にオススメを紹介する - 基本読書
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    mvsw 2022/12/18
  • 「プロジェクト・ヘイル・メアリー」の素晴らしくも誤訳まみれの翻訳|広島鍋

    この文についてこの文は「プロジェクト・ヘイル・メアリー」の誤訳についてのものだ。 だから、未読の人はまずは書を読んでみてほしい。 できれば原書を、それが難しいなら翻訳を。 「プロジェクト・ヘイル・メアリー」は素晴らしいだ。 原文はもちろん、そして訳文もある程度は。 翻訳がひどいとは言わない。 このAmazonのレビューは4.7だ。 ひどい翻訳なら決してこうはならない。 しかし、誤訳は誤訳であり、この翻訳はそれによってある程度損なわれている。 誤訳だらけの素晴らしく読みやすい翻訳と、誤訳のない読みにくい翻訳はどちらがいいか? これはもちろん程度問題なのだが、少なくともこの翻訳については、「誤訳のない読みにくい翻訳よりいい」と言える。 それぐらい読みやすい翻訳だ。 では、なぜぼくは世間にあふれる誤訳のない読みにくい翻訳について書くのではなく、この翻訳——誤訳だらけの素晴らしく読みやすい

    「プロジェクト・ヘイル・メアリー」の素晴らしくも誤訳まみれの翻訳|広島鍋
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    mvsw 2022/08/22
  • 宇宙飛行士の著者による、アポロ18号を主軸に据えあり得たかもしれない宇宙開発の歴史を描く宇宙SF──『アポロ18号の殺人』 - 基本読書

    アポロ18号の殺人 上 (ハヤカワ文庫SF) 作者:クリス ハドフィールド早川書房Amazonこの『アポロ18号の殺人』は、アポロ17号でアポロ計画が終わり、その後宇宙開発が停滞に入ってしまった現代とは異なり、アポロ計画が18号まで持続し、さらに米ソの戦いが宇宙、月でも繰り広げられるようになった「架空の宇宙開発史」を描きだす宇宙SF長編である。近年、長らく停滞していた宇宙開発がコストダウンや民間企業の参入が重なってにわかに盛り上がってきているが、それに呼応するように宇宙SFのヒット作も(たとえば『宇宙へ』『火星へ』など)出始めてきている。 作もいわばそうした流れに連なる宇宙開発ものの作品なわけではあるけれども、他作品と異なる作ならではの特徴は、著者クリス・ハドフィールドが、カナダ出身の引退した宇宙飛行士であるという点だ。しかも、カナダ人としてはじめて宇宙空間で船外活動を行い、2回のスペ

    宇宙飛行士の著者による、アポロ18号を主軸に据えあり得たかもしれない宇宙開発の歴史を描く宇宙SF──『アポロ18号の殺人』 - 基本読書
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    mvsw 2022/08/16
    このページ読むだけでテンション上がる。文字通り「あとで読む」ってヤツだ
  • 面白かったハードSF小説おしえて

    三体からハードSFにハマった プロジェクトヘイルメアリー、星を継ぐもの、バビロニア・ウェーブ、天冥の標、息吹を読んで、今は果てしなき流れの果に、を読んでいる。 面白かったけどハードじゃなくてハマれなかったもの マーダーボットダイアリー 空のあらゆる鳥をランキングみたいなものを検索してみても似たりよったりのちょっと古い作品ばっかり 皆さんの面白かったハードSF書き込んでください 6/7 追記予想を超えるSF読者先輩様方からのコメント、ありがとうございます 自分の考えるハードSFが分からんとのコメントがあったので... 自分にもハードSFが何なのかよくわかってないが、空想科学の裏付け感が強くあるみたいな感じかなぁ 実際には、「読んで面白かった作品の作家がハードSFというジャンルで紹介されていることが多かった」、と帰納的な感覚でハードSFって呼んでるところがある。 星を継ぐものは進化論とかの話で

    面白かったハードSF小説おしえて
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    mvsw 2022/06/07
  • 謎の信号によって人類のDNAがハッキングされ、「終局」に至る様をノンフィクションとして描き出す、ファーストコンタクトSF──『ダリア・ミッチェル博士の発見と異変 世界から数十億人が消えた日』 - 基本読書

    ダリア・ミッチェル博士の発見と異変 世界から数十億人が消えた日 (竹書房文庫) 作者:キース・トーマス竹書房Amazonこの『ダリア・ミッチェル博士の発見と異変』は、2023年に銀河系のはるか彼方から届いたパルスが人類にぶちあたり、そこから一部の人々が重力波を見ることができるようになったり、知的能力が向上したりといった、一種のアップデート、進化(誤用)が行われてしまった世界について描かれたファーストコンタクトSFである。 特徴的なのは、作はそうした状況を誰かの目を通してリアルタイムで体験していくのではなく、2023年からはじまった一連の騒動が終わり、「終局」を迎えたあとの2028年に刊行されたノンフィクションという体裁で進行していくところにある。このノンフィクションは、元大統領からジャーナリスト、研究者まで様々な立場の人間の証言を元に構成されていて、読み進めていくうちに、「終局」とは何を

    謎の信号によって人類のDNAがハッキングされ、「終局」に至る様をノンフィクションとして描き出す、ファーストコンタクトSF──『ダリア・ミッチェル博士の発見と異変 世界から数十億人が消えた日』 - 基本読書
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    mvsw 2021/11/10