欧州最大の資産運用会社アムンディによれば、世界の株式相場は約20%割高になっている。 同社のヴァンサン・モルティエ最高投資責任者(CIO)は、テクノロジー株に対する誤った楽観に加え、ディスインフレ傾向に対する過信が、投資家に高値つかみをさせていると指摘した。 拡大するこうした懸念のため、アムンディは短期的に追加のリターンを逃すことになるとしても、ハイテク株の熱狂から距離を置いていると、モルティエ氏は説明。 「今屈服するのは最悪だろう。痛みを伴うが、後に果実を得るためには、このポジショニングを維持する必要がある」と同氏は語った。 利下げペースに関する楽観と人工知能(AI)への期待が、昨年初めからの主要株式市場の上昇を後押ししている。主要テクノロジー株は最大の恩恵を受けており、いわゆるマグニフィセント・セブンは先進国市場の指標であるMSCI指数に対して60%近いプレミアムで取引されている。 バ