記録的な猛暑が続くこの夏、毎日の通勤がつらいという人も多いだろう。そんな中、8月はオフィスに出勤しなくても良いという夢のような会社があるという。2015年から避暑地などでリモートワークを使った働き方を認めているIT関連企業「ROLLCAKE」(東京都目黒区)を取材してみた。【米田堅持】 「絆」が商品だから家族と一緒に 発端は同社が力を入れている写真アルバムのサービス「ALBUS(アルバス)」を設計した伊野亘輝さん(44)からの「猛暑の中で出勤するのは厳しい。リモートワークなどを活用して出勤せずに勤務できないか」という提案だった。 「アルバス」は毎月8枚までの正方形の写真プリントが無料で注文できる家族アルバムを提供するサービス。伊野さんは「家族との絆を意識するからこそ、家族と一緒にいて仕事をするのは大きい」と提案理由を説明する。16年にサービスを開始した「ALBUS」は、「インスタ映え」を意
海が見えるオフィスで仕事に打ち込む女性=和歌山県白浜町のNECソリューションイノベータ白浜センターで2018年7月24日午前10時半、今村茜撮影 仕事(ワーク)と休暇(バケーション)を組み合わせた「ワーケーション」という新しい働き方が広がりつつある。和歌山県が首都圏在住の親子を対象にしたワーケーション体験プログラムを開催。娘2人を連れて参加した記者を含めて14組が集まった。ワーケーションはどう仕事をこなすかという難しさはあったものの、家族と一緒に過ごすための働き方になり得ると実感できた。【今村茜】 プログラムは、2017年から和歌山をワーケーションの滞在先としてPRしている同県が23、24日の2日間に太平洋に面した白浜町で実施。参加条件はプログラム実施日を含めて親子で4日間滞在し、体験リポートを提出することなど。宿泊先は参加者自らが手配するなど県が全てお膳立てしてくれるわけではなかった。
<くらしナビ ライフスタイル> 休暇を取りながら仕事をする新しい働き方「ワーケーション」。日本航空が昨夏に導入を発表するなど企業に広がっている。利点や課題を探った。 「人生設計の中で『地方で子育てをしたい』というこだわりがある。数分ごとに電車が走っていて、少し歩けば次の駅がある都心とは違い、車が不可欠な環境で暮らそうと思っている」 こう語るのは、ソーシャルメディアのコンサルタント会社「ガイアックス」(東京都千代田区)の管理本部で採用を担当する流拓巳さん(25)だ。昨年8月12日から19日間、新潟県で自動車の免許合宿に参加した。まだ入社1年目。免許が必要なら大学生のうちに取るのが通例だが、インターンシップ生の時に、会社から関西に新規事業の拠点を設立する仕事を任されたため、「社会人になって働きながら取得しよう」と先送りしていた…
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