拙著『本気で社員を幸せにする会社 「あたらしい働き方」12のお手本』に登場する株式会社プリンシプル 楠山健一郎社長と株式会社ソニックガーデン 倉貫義人社長よる対談シリーズの2回目です。 前編では、リモートワークをはじめ、社員の自律性に任せた自由な働き方が、それぞれの会社でどのように形成されてきたのかが語られました。今回は、個人のやりたいことと会社への貢献をどう一致させるのか、それぞれ社長としてどのように社員と対話を行っているのかが明らかになりました。 ■個人のやりたいことと会社への貢献をどうすり合わせるか楠山:僕がアメリカに行ったり取締役が大阪支社を立ち上げたり、社内で個人のWinが叶えられる事例が増えてくると、ほかのみんなもいろいろ希望を言い出すんです。沖縄でやりたいとか、新潟がいいとか、オランダに行きたいという人も。それぞれのWinが会社にとってどういうWinになるのか、人が増えるほど
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