広く市販されているぜんそく薬「ジロートン」がマウスの認知症を治療した! いまだ明らかになっていないアルツハイマー発症の仕組みが、これで解明に近づくかもしれないという──。 (※この記事は「Lab-on」からの転載です。オリジナルサイトはこちら) バイアグラと同じ「予想外」か ある病気を治すために作られた薬が、まったく関係のない病気に効いたという例は珍しくありません。 鎮痛剤として開発されたアスピリンは、のちに血栓や骨粗鬆症を予防する効果があることが判明しました。バイアグラも、最初は狭心症の治療が目的でしたが、現在ではED治療薬の代名詞となっています。 そのような「予想外」の効果に新しいケースが生まれるかもしれません。 このたび、ぜんそく薬「Zileuton(ジロートン)」を使って、認知症にかかったマウスの治療に成功したという研究結果が発表されました。 なぜ、ぜんそく薬? アルツハイマーをは
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