ブックマーク / kazenotori.hatenablog.com (16)

  • 2015年ライトノベル個人的ベスト10 - WINDBIRD::ライトノベルブログ

    1. 『グリモアコートの乙女たち』雨木シュウスケ グリモアコートの乙女たち (講談社ラノベ文庫) 作者: 雨木シュウスケ出版社/メーカー: 講談社発売日: 2015/06/19メディア: Kindle版この商品を含むブログを見る男子禁制の名門魔法学校に女装して入学した主人公。その容姿と実力により、あっという間に同級生も憧れる存在となった彼は、しかし夜になれば正体を隠して黒衣を身にまとい、学園に忍びこむ敵を倒してまわる謎の魔女となるのだ……というわけで、魔法+女子校+女装+ダークヒーローと、もう素敵すぎる要素が詰まっていて、まさに「こういうのが読みたかった!」という感じです。最高です。 2. 『ひとつ海のパラスアテナ』鳩見すた ひとつ海のパラスアテナ (電撃文庫) 作者: 鳩見すた,とろっち出版社/メーカー: KADOKAWA/アスキー・メディアワークス発売日: 2015/02/10メディア

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  • そろそろスペオペなラノベがくるんじゃない? - WINDBIRD::ライトノベルブログ

    刊行点数の増加と共にかつてないほどジャンルの幅が広がってきた最近のライトノベル業界。バトルにラブコメにファンタジーにミステリ、戦記モノに青春モノに教官モノにお仕事モノ…と考えていて、ちょうどスペオペが空白地帯になっているんじゃないかと思い至りました。 「スペオペ」という語は定義が分裂気味ですが、とりあえず「広大な宇宙を舞台とした冒険もの、もしくは戦記もの」というあたりにしておきましょう 同じ「SF」の中でも、ディストピアな未来の話だとか、タイムループを扱った話だとか、そういうラノベはけっこう多いんですよね。「殺戮のマトリクスエッジ」とか「バベロニカ・トライアル」とか「レターズ/ヴァニシング」とか「ひとつ海のパラスアテナ」とかすぐに思い浮かびますし、ヒット作で言えば「ソードアート・オンライン」や「魔法科高校の劣等生」もSF要素が強い。ハヤカワのほうで書いているラノベ作家もたくさんいますし、S

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  • 「大人向けラノベ」の誕生 - WINDBIRD::ライトノベルブログ

    「大人向けラノベ」あるいは「青年向けラノベ」とでも呼ぶべき作品/レーベルが、今年になって爆発的に増えている。2014年の終わりにこの流れを整理しておきたい。 大人向けラノベレーベルには二つの傾向があるように見受けられる。 まずはWeb小説の書籍化を行うタイプ。これはMFブックスやモンスター文庫、あとは微妙に新潮文庫nexなどもそうだ。nexはともかく他の二つは大人向けなのか?と疑問に思われる方もいるだろうが、レーベル自身がそう名乗っているのだから仕方がない。どうも、Web小説の書籍化を購入するのは年齢が高めの読者だというような調査結果があるらしい。 もう一つは女性向けを意識したタイプ。富士見L文庫や集英社オレンジ文庫などは特にその傾向が強い。ミステリやホラーが多いようで、特に「お店ミステリ」は流行ジャンルになっている。 前者のWeb小説タイプについては、これはアルファポリスなどが単行サイ

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  • 2ch発の魔王勇者系SSの隆盛と魔王勇者系ライトノベルの増加は関連しているのか? - WINDBIRD::ライトノベルブログ

    「魔王と勇者モノ」が出てきて親しまれた背景 - Togetter このツイートでは「2chで魔王勇者系SSが流行」→「ライトノベルで魔王勇者系が群雄割拠」という流れだと言われていますが、実際にはどうだったのかと疑問に思ったので、ちょっと考えてみました。 SSの方の話 まず、「ゲームのお約束に対する素朴な疑問」というのは、それこそドラクエが発売された頃からずっと子供たちの心に刻まれていたものだと思います。そうした「お約束」を生かした二次創作も数多く作られていたことでしょう。ドラクエ4コマは言うに及ばず。ライトノベル絡みで言えば、たとえば今をときめく冲方丁が自サイトに書き残した『ドラゴンクエストII 任侠鉄砲玉伝説』(2001年)は名作です。 「なぜ魔王は〜」から始まるような考察記事もブログ界隈では古くから人気でした。 2007年頃に盛り上がった分が、以下の記事でまとめられています。 なぜ魔王

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  • ラノベ作家魔改造 - WINDBIRD::ライトノベルブログ

    シリアスめの作品でデビューした作家や、数回連続でシリーズ打ち切りをらった作家が、突如として萌えラブコメを書きはじめること。あるいは新シリーズの表紙イラストに不自然にパンチラが多かったりすること。 実力はあるものの人気の薄い作家に、華のある絵師を付けて売る戦略。魔改造されたあとの作品が長期シリーズとなったり、エース級の売り上げを示したりすることもある。一方で、昔からのファンはちょっと複雑な気分になったりする。 周防ツカサ インサイドワールド(1巻) ユメ視るとカノジョの行方(1巻) ラキア(2巻) BETTER×SWEET BLOOD(2巻) BITTER×SWEET BLOOD (電撃文庫) 作者: 周防ツカサ,Chiyoko出版社/メーカー: メディアワークス発売日: 2007/05メディア: 文庫 クリック: 38回この商品を含むブログ (29件) を見る↓ らでぃかる☆ぷりんせす

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    mykaze
    mykaze 2009/05/05
    作家名見て驚くパターン
  • いま注目すべき8人のライトノベル作家 - WINDBIRD::ライトノベルブログ

  • 膨張するライトノベル市場にラノベブロガーはどう立ち向かうべきか - WINDBIRD::ライトノベルブログ

    月に2、30冊ほどを読んでさえいれば、そのときどきの流行や話題作をそれなりに把握することができていた時代も今は昔。ここ数年でラノベレーベルは倍増、刊行点数は爆発的に増え、月々の新刊を把握することさえ大変になりました。 すっかり定着してしまったラノベ原作の漫画やアニメ、いつのまにか増えてきているラノベ雑誌や、他ジャンルに進出したラノベ作家の作品、逆にラノベ化しつつある他ジャンルの作品などなど、ラノベ関連商品は多岐にわたっており、それらをすべてチェックするとなると、普通に金と時間が足りません。積読の山はますます高く聳え立ち、百戦錬磨の古強者でさえ「正直もう限界だ!」「 全然読み切れない!」と悲鳴を上げているといいます。こりゃー大変ですね。 そんな混迷の時代、ラノベブログはどのような作品を選び、どのような記事を書くべきなのでしょうか? …いやまあ好きな作品について好きなことを書けばいいんですけど

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    mykaze
    mykaze 2008/12/30
    id:kim-peaceもついに打倒の対象に!/PSYCHE、気になる
  • ファンタジー物のラノベが復活しつつある、ような気がする - WINDBIRD::ライトノベルブログ

    「ラノベってファンタジー小説のことだよね?」と言う人がいまだにいるくらい、一昔前はライトノベル=ファンタジーという印象が強かったのではないかと思いますが*1、いまやライトノベルでは学園物や異能バトル物が主流となり、ファンタジー物は一時期の人気をすっかり失ってしまいました。最近の話題作を思い浮かべれば、『フルメタ』に『シャナ』に『ハルヒ』と、現代学園物がずらりと揃っていますしね。 ところが最近は、ファンタジー物の新作が多かったり、その新作が売り上げランキングの上位に入っていたり、また今月などは電撃文庫が3シリーズもの戦記物を送り出したりして、実はわりと勢いが出てきているんじゃないのかファンタジー、という感じがします。読者層が入れ替わって逆に新鮮になったのかどうなのか、来年あたりファンタジー物の復権があるのかもしれません。 というわけで最近のファンタジー物を紹介してみるの巻。 戦記ファンタジー

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    mykaze
    mykaze 2008/11/16
    ファンタジーからラノべに入った人間としては嬉しい風潮
  • 初めてのライトノベルに最適な一冊 平坂読『ラノベ部』 - WINDBIRD::ライトノベルブログ

    ラノベ部 (MF文庫J) 作者: 平坂読,よう太出版社/メーカー: メディアファクトリー発売日: 2008/09メディア: 文庫購入: 17人 クリック: 659回この商品を含むブログ (140件) を見る元ネタ一覧やろうかなと思ったら案の定先を越されていて、俺より先に読んだ奴は爆発まあ書店に並んでからけっこう経ってるし仕方ないよね☆という気分になりました。ともあれ、ついに読たんが脚光を浴びるときが来たのだから、何はなくともプッシュしなくてはなりません。というわけで作品紹介です。 あ、いちおう元ネタ一覧も最後に書いておきます。せっかくリストアップしたしね…。 ラノベなんて存在すら知らなかった少女・物部文香が、ひょんなことから「軽小説部」に入部するところから物語は始まります。まあ物語といっても、基的には軽小説部=ラノベ部の面々が、特に内容のない会話を繰り広げるだけです。ジャンル分けするなら

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  • 『紅〜醜悪祭〜』の完結編はファンブックに掲載? - WINDBIRD::ライトノベルブログ

    紅 醜悪祭 下 (集英社スーパーダッシュ文庫 か 9-7) 作者: 片山憲太郎,山ヤマト出版社/メーカー: 集英社発売日: 2008/04/25メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 150回この商品を含むブログ (96件) を見るこの「醜悪祭・下」にて「編100pおまけ50pでしかも編未完」という伝説的な大仕事をやってのけた『紅』ですが、今月発売の『紅 公式ファンブック』ではさらなる偉業を成し遂げてくれるようです。 http://dash.shueisha.co.jp/feature/0805/kakioroshi.html 片山憲太郎書き下ろし 小説「祭の後」を収録! 「紅〜醜悪祭〜」の その後を描く ショートストーリー。 真九郎と紅は…。 シリーズ編で完結させずにファンブックで完結www …orz 追記 http://dash.shueisha.co.jp/feature/

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  • 学校図書館にてライトノベルとの素敵な出逢いを - WINDBIRD::ライトノベルブログ

    「最近は多くのライトノベルが学校図書館に置いてあって、それがライトノベルを読みはじめるきっかけになっている」…というようなエントリをどこかで読んだ。ブクマし忘れたのでどこで読んだかわからない。どっかの2ch紹介ブログだったと思うけど。ともあれ、俺も学校の図書館にはお世話になりっぱなしだったので、そこからライトノベルに入門する人が多いという話はよくわかる気がする。 ここから少々脱線。 「アニメ」を観るきっかけになるのはテレビだろう。夕方から夜にかけては、毎日どこかの局がアニメを流しているので、物心付くころから身近な存在だった、という人も多いのではないか。ただし、いまのアニメは深夜放送が中心になっているので、入門者は減少傾向にあるのかもしれないが。 「漫画」を読むきっかけを考えると、コンビニに置いてある週刊漫画誌の影響が大きいと思う。コンビニには子どもでも入れるし、簡単に立ち読みができる。デパ

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  • 角川学園小説受賞者のイマ - WINDBIRD::ライトノベルブログ

    第1回 (1997年) 大賞 相川万里『銀河鉄道☆スペースジャック』 よく知らない 大賞 後池田真也『トラブル・てりぶる・ハッカーズ』 よく知らない 金賞 関俊介『歪む教室』 よく知らない 第2回 (1998年) 奨励賞 瀧川武司『学園警護[城渓篇]』 諸事情があったらしいけど、いまは富士見Fで落ち着いてる 第3回 (1999年) 大賞 鷹野良仁『フィールド・オブ・スターライト――新任艦長はいつも大変』 よく知らない 奨励賞 嶋崎宏樹『朱美君がいっぱい。』 よく知らない 第4回 (2000年) 優秀賞 咲田哲宏『竜が飛ばない日曜日』 よく知らない 奨励賞 秋葉千景『蛹の中の十日間』(未発表) よく知らない 奨励賞 高殿円『マグダミリア 三つの星』 流浪しつつ、わりと人気 第5回 (2001年) 優秀賞 野島けんじ『ネクストエイジ』 流浪してる気がする 優秀賞 林トモアキ『ばいおれんす☆まじ

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  • WINDBIRD::ライトノベルブログ

    前回は「客観的に重要な作品」で100作品を選んだのですが、いちおう「自分が好きな作品」に全振りしたリストも作っておこうと思いました。「シリーズ単位」「一作家一作品」で選出。とはいえ、西尾維新が言うところの「はぐれてしまった」というやつ、つまり「最初は大好きだったけどいつのまにか買わなくなったシリーズ」も多い。でも、そのとき好きだった気持ちは嘘じゃないから…と言い訳しておきます。 ちなみに私のライトノベル遍歴を読むと、初期のあたりがどうしてこういうラインナップなのかがわかると思います。 というわけでそのリストです。 田中芳樹『銀河英雄伝説』(1982年) 実際に読んだのは2000年から刊行された徳間デュアル文庫版。 森奈津子『お嬢さまとお呼び!』(1991年) 小野不由美『十二国記』(1992年) 流星香『電影戦線』(1997年) 賀東招二『フルメタル・パニック!』(1998年) 城平京『名

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  • ウィンドバード::Recreation - 新人狙いのラノベ読書法?

    ライトノベルの探し方 - WINDBIRDについて、トラバをいただいたのでそれについて追記。 ページが見つかりません | 無料ブログ作成サービス JUGEM ラノベの賞はいろいろあるので賞取った作品をとりあえず読んでみたりすればいいと思う。(少なくとも下読みさんや審査員の目を通っている分外れは少ないでしょう) 新人賞はたしかに多くありますが、新人からいきなり面白いことは少ないです。この場合の「審査員の目」というのは、あくまで「新人を見る目」であり、「プロ作家を見る目」ではないからです。今年の大型新人、『狼と香辛料』の支倉凍砂だって、投稿の時点では凄まじい悪文だったそうです。多くの新人は受賞からデビューまでのあいだに大幅な改稿を行い、それでようやく商業作品としての完成度になるんですね。というわけで新人賞狙いはあまりオススメできません。 ただ、新人賞受賞作品はとりあえずその一冊で完結しているの

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  • あなたがそうだと思うライトノベルの定義は? - WINDBIRD::ライトノベルブログ

    タイトルが疑問形なのは他人の定義を知りたいからなのですが、とりあえず以下に自分の考えを書いておきます。考えに考えを重ねたものではなく、昨日寝る前にパッと思いついたものなので恐縮ですが。 そのまえにひとつ。 かつて、数多の名だたるライトノベラーが、ライトノベルの定義を決めようとして散っていきました。いくつもの屍を積み重ねた後、ひとつの結論が出されました。 「あなたがそうだと思うものがライトノベルです。ただし、他人の同意を得られるとは限りません。」 これは「答えなんか出ねーからチラシの裏にメモってろ」という意味になります。つまり、この言葉の下では“ライトノベルの定義についてチラシの裏に書く権利”が全ての人間に保障されることになるのです。ブログがチラシの裏かはさておき、私も気軽に書いてみたいと思います。 内容からみたライトノベル http://d.hatena.ne.jp/sukeza/2006

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  • 恐怖!富士ミスの少女レーベル化計画! - WINDBIRD::ライトノベルブログ

    富士見ミステリー文庫といえば、第一回の新人賞から伝説級の馬鹿ミスを送り出し、「スーパーブースト計画」と称しておかしな方向性のリニューアルを行い、「L・O・V・E!」をモットーにミステリーではなく恋愛小説を送り出し続けているという愛すべきレーベルですが。 このエントリを見ていただければわかると思いますが、富士ミスはレーベルの規模に比べて女性作家が非常に多いです。女性の新人を積極的に登用したり、コバルトで活躍していた野梨原花南を引き抜いたりと、女性読者に対する意識は相当に高いようです。 そんな中、決定的な作品が! 初恋セクスアリス (富士見ミステリー文庫) 作者: 矢野有花,桐野霞出版社/メーカー: 富士見書房発売日: 2006/07メディア: 文庫 クリック: 6回この商品を含むブログ (19件) を見る 「初体験project」のひとつとして送り出されたこの作品は、もう完全に少女漫画のやり

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