富豪ボケ? アメリカは福祉が充実しているので貧困層は大丈夫、と言ってのけたロムニー Mike Carlson-Reuters 1月31日に行われたフロリダ州の予備選で圧勝し、共和党の指名獲得レースでトップを快走中のミット・ロムニー。だが、安心するのはまだ早い。翌朝、CNNのインタビューに応じたロムニーは早速、対立候補から格好の攻撃材料にされそうなネタを提供した。 ロムニーは、自分が大統領の座を目指すのは中間層を救うためだと語った。全米のトップ0.0006%に入る大富豪として、一般庶民の気持ちがわからないと常々批判されていることを考えれば、当然の戦略かもしれない。 問題はその後、超貧困層について触れた部分だ。「セーフティーネットがあるから、極貧層のことは心配していない。セーフティーネットに修正が必要ならそうするつもりだ」と、ロムニーは語った。「大富豪層についても心配していない。彼らは大丈夫だ