公職選挙法違反の罪に問われている河井克行元法務大臣の裁判で、証人として出廷した元広島市議会議員は、元大臣から現金を差し出され、身動きできずにいると「『しまいなさい』と一喝された」と証言しました。 元法務大臣の河井克行被告(57)は、妻の案里被告(47)が初当選した去年の参議院選挙をめぐって公職選挙法違反の買収の罪に問われ、無罪を主張しています。 15日の裁判では、広島市議会の森野貴雅元議員が証人として出廷し、去年7月に元大臣の事務所を訪れ、現金20万円を受け取ったことを認めました。 森野元議員は元大臣や案里議員とはあまり面識がありませんでしたが、案里議員のポスター貼りを引き受けたところ、案里議員から去年6月30日に、元大臣から翌日の7月1日に会いたいとそれぞれ知人を通して連絡がきたということです。 元大臣から現金を受け取ったときの状況について、森野元議員は「話が一段落すると、おもむろに現金
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