国土交通省の首都高速の再生に関する有識者会議で、首都高速都心環状線(江戸橋JCT・浜崎橋JCT・三宅坂JCT・一ツ橋JCTを結ぶ最も内側の環状線)の撤去案が有力になっているとのこと(時事通信)。 首都高速の再生に関する有識者会議の資料「首都高速の再生の将来像について」によれば、首都高速都心環状線について、単純撤去案、撤去・再構築案、単純更新案の3つの案が検討されるが、外側の環状道路(中央環状と東京外郭環状道路)が整備されれば、都心環状線を再構築をしなくても交通処理が出来る可能性があると指摘している。 東京の最も内側の高速環状線である都心環状線は15キロと他の国の首都に比べて極めて小さい。そのため、都心に入る必要のない車までもが大量に押し寄せ、都市交通マネジメント上も大気汚染や景観など環境面でも極めて問題があった。都心環状線は川や運河の埋め立てや既存の緑地の隅を削って建設されており、建設期間