日本大学アメフット部の選手の悪質なタックルで、関西学院大学の選手が負傷した問題。5月22日に日大の選手が、翌23日には同部前監督とコーチが緊急記者会見を開催している。一連の会見と広報対応について、20年以上にわたり危機管理広報のコンサルティングに携わってきた専門家・山口明雄氏(アクセスイースト代表)が解説する。 日大広報に聞きたい「正気の発表ですか?」 日本大学アメリカンフットボール部の宮川泰介選手は5月22日、実名で謝罪会見を行った。 翌23日の『情報ライブ ミヤネ屋』(読売テレビ系)では、読売新聞特別編集委員の橋本五郎氏が「日本大学の危機管理はどうなってるんだ?誰が責任者でやってるんだ?まるで無政府状態だ」と指摘していたが、危機管理広報のコンサルティングを仕事とする私は、これを聞いて胸のつかえが少し下りたように思った。 しかし、会見を受けて同日に日本大学広報部が出した公式コメントがひど
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