少し前の記事なのだけど、「帰ってきた炎の営業日誌 杉江由次」6月7日が気になってます。 営業に訪れた杉江さんに対し、いかにして店頭にある本をお客さんに手にとってもらうかを考えるのは「書店員の仕事」と言い切る書店員さんが、そのあとにこんなことをいうのです。 「でもですね、それが最近まったく伝わらないんですよ。POPを書いても多面展開しても手にも取ってもらえない、素通りなんです。その代わりテレビでちょっと紹介した本とか、そんなのばっかり競い合うように買われていく。」 (「帰ってきた炎の営業日誌 杉江由次」6月7日より) つまりこれは、この本を読んでほしいと、手にとってほしいと、売る側がいろいろな工夫をしても、書店に来るお客さんは、それをほとんど考慮しないと、書店に来た時点で、すでに「買う本」はほぼ決まってると、そういうことなのでしょう。 最近の読者さんは、もう書店に「新たな本との出会いの場」
http://jurosodoh.cocolog-nifty.com/memorandum/2004/12/post_23.htmlに、 「健康で文化的な最低限度の生活を営む権利」という奴.「健康な最低限度の生活」とはなるほど福祉・厚生行政の範疇ですが,「文化的な最低限度の生活」は教育・文化と経済行政の範疇でしょう.このあたり,誤解を恐れずに言えば,公共図書館はホームレスに炊き出しをするところじゃなく,ましてや風呂や寝場所を提供するところでもない,ということです.日本国憲法25条にいう「健康で文化的な最低限度の生活」とは具体的にどういういみなのだろうか。私見では、生物学的な生存と社会的・文化的な意味での生活との区別じゃないかと思ってきたけれど。服を着ることが「最低限度の生活」を構成している文化もあれば、そうでない文化もある、云々。 それにしても「文化」は厄介な言葉。「文化」に貼り付いた意味
図書館とその専門職である司書に必要性が客観的に存在しないのであれば、そのことについていくら主張しても意味はない。 また、図書館で仕事をし、そこの司書である人間は、普通、当然、必要だと思っている。ただ、生活のためだけに仕事をしているのではなく、それが社会にとって必要だと思っている人間ならなおさらである。 図書館の人間が、図書館の必要性や司書の必要性を主張すると、それをすぐ保身だと言う人がいるが、そうではなく、図書館が好きで本当に必要だと思っているからである。 なぜか。 今のたいていの公立図書館の職員にとって、仮に図書館が廃止されたり、司書の職が廃止されたりしても、本当に困るかというと困らないのである。 私も生活という面では困らない。 なぜなら、私は司書の資格を持っているが、私の自治体は、司書の専門職採用をしておらず、私は一般事務職である。だから、図書館がなくなったところで、他部門へ異動すれば
昨夜はチャットで 「携帯いらないから売ってくれ!」 「つぎの6G iPodは、iPhoneの携帯とOS X抜きのものであってくれ!」 みたいなこと話してました。 というわけで、iPhoneについてのさまざまなひとの感想をピックアップしました。おもにはてなダイアリーの"iPhone"キーワード巡り、はてブのiPhoneタグ、などで収集。 それぞれちょっとしたポイント、目に付いたところを引用しているので、詳しくはリンク先をどうぞ。 インターフェイスまわり ●mkawanoの日記 - iPhoneすごいなー (http://d.hatena.ne.jp/mkawano/20070111/1168495872) iPhoneの反応速度がどんなによくっても、現状の日本での携帯電話の平均入力速度*2を超えるのは難しいような気がします。 ○ iPhone、欲しいか? - ただのにっき (2007-01-
日本でiPhoneが出るのは2008年なのですが、現在分かっているスペックを書いておきます。画面は3.5インチ液晶を採用しており、解像度は320×480。容量は4GBか8GBを選択可能。通常使用ではバッテリーは5時間、音楽再生のみなら16時間。サイズは115×614×11.6ミリ。ぺったんこですね。重さは135グラムです。カメラは2メガピクセル。 というわけで、実際にiPhoneが動作している様子のムービーがアップルの公式サイトにアップされているのでそれを見てみましょう。かなり革新的な感じの携帯電話であることは確かですが、この程度のことなら日本だとW-ZERO3シリーズで実現可能な気もしないでもない。 詳細は以下の通り。 Apple - iPhone http://www.apple.com/iphone/ 大きさはこれぐらい 本体画面の超拡大画像です 手に持つとこんな感じ こんなもんかな
東京新聞の記事によれば、総務相は滞在先のインド・チェンナイで、「情報通信省」(仮称)を創設する構想を明らかにした。総務省、経済産業省、文部科学省、内閣府の情報通信担当部局を統合するプランらしい。情報通信省構想は、1997年、2001年、2004年、2006年にも出ては消えている。 起源を辿れば、規制部門を独立の「通信放送委員会」とする案だったのが、旧郵政省が反発して産業振興部門構想とした経緯があるという(コラム:「情報通信省」はよみがえるか」)。今回の構想も、「コンテンツの育成や日本製携帯電話などの国際競争力強化」「放送・通信の融合」「今後の成長が見込める分野」などと記事にあるから、おして知るべしか。できれば、規制部門と振興部門を別にして欲しいところ。
昨日の夜は情報ネットワーク法学会の勉強会でした。 内容はミスターITこと高橋郁夫弁護士のプレゼンテーションでタイトルが「通信の秘密の数奇な運命」というものでした。 高橋弁護士とはずいぶん前からの知り合いで、あちこちでお目にかかっている間柄です。 タイトルだけでは内容はさっぱり想像がつかないのですが、高橋弁護士のお話なら面白くないはずもない。ということで出かけました。 実は情報ネットワーク法学会の総会以外の会議に参加したのは今回が初めてです。 ざっと20人ほどの勉強会でしたが、目からうろこと言うかものすごいお話を伺いました。 ネットワーク管理者として何かと考えなくてはならないことも一つに「通信の秘密」があります。 高橋弁護士のプレゼンテーションは、この「通信の秘密」というものが法律的にどういうことなのかを憲法の成立時点にまでさかのぼって解き明かしてみるというものでした。 一般的な理解として通
昨年11月8日に埼玉工場で製造したシュークリーム2000個に前日が消費期限となっていた牛乳を使用していた。 シュークリームは1都9県で販売された。 このほか、社内調査によって、りんごの加工品「アップルフィーリング」を期限切れのまま出荷したり、殺菌検査で出荷基準に満たない洋菓子「シューロール」を出荷していたことなども新たに判明したという。 同社は今後、問題のあった埼玉工場を含む全5工場で操業を休止。 同日から全国の不二家チェーン約800店舗での洋菓子販売を休止する。 一方、この問題を受けて、埼玉県は11日、同社埼玉工場を立ち入り検査した。 昨年6月8日に埼玉工場(埼玉県新座市)で製造したシューロールで、基準を超える細菌を検出した113本をそのまま出荷した。 昨年9月、洋菓子事業の再建に向けて設立した構造改革チーム「2010推進プロジェクト」の調査で分かった。 一連の問題の発端となった「期限切
筆者の勤務先で利用している図書館システムというのは、目録上での資料の所蔵の公開・非公開を、システム接続機関グループ内部・外部に分けて行うことができる仕組みになっています。つまり、ある機関の図書館が、システム内部で個々の所蔵データに対して「非公開」のフラグを立てておけば、その図書館の所蔵情報はグループ内部にのみ公開され、外部の機関には一切公開されない、という仕様です。 うちのグループの図書館で外部非公開にする所蔵データとは例えば、研究室の蔵書。それから、部内限り資料。後者については、数年前にグループ内の上位部署からのお達しで「図書館で保存する場合も、部外者には非公開にする」ということになったため、書誌や所蔵データの登録すらされていないものがほとんどですが、問題は前者。 NACSIS参加館だとそうした蔵書の所蔵データは原則として全部公開にして、複写や貸出といった相互依頼が届いたら、対応できるも
WWW上のリソースについて何か言及したなら、そこにハイパーリファレンスを張るのが正しい姿なのだと思った。パスワードの要るページだろうが「無断リンク禁止」なページだろうが、画像だろうが動画だろうが。 無断リンク禁止なページを晒しageするためだけにリンクを張るのだったら余計なイザコザを巻き起こすだけであまり生産性はないかもしれないけど、そのページに有益な情報があって言及しないと片手落ちになるようなときにまで無断リンク禁止だなんて「お願い」に忠実になる必要はないと思う。 でもまぁ、こっちがリンクしたことでその有益な情報が作者によって公開停止になったりするんだよねぇ。儀礼的無関心とか何とか。有益な情報は転載して冗長性を高めましょうみたいなミムセントリック的な思想ってどこまで受け入れられるんだろう。
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