技術論文 2009年7月発表岡崎市図書館交流プラザ図書館システム 要旨 岡崎市図書館交流プラザ(愛称:Libra:りぶら)は、「図書館」、「市民活動支援」、「文化創造」、「交流」の4つの機能を融合させた複合施設で、建物の基本設計から企画運営まで市民参加型の活動により推進されたプロジェクトである。 岡崎市立中央図書館は、2008年11月のLibraオープンに合わせて旧中央図書館からLibra内に移設され、延床面積は3.2倍の8000m2、蔵書数は約2.3倍の100万冊(開館当初は、約60万冊)に拡張された。 新システムでは、日本トップクラスの図書館に相応しい質の高いサービスを手軽に利用できるように、「自動貸出装置」「自動出納書庫」「自動仕分機」「無断持ち出し防止装置」等の機器導入や「AVブースセルフ予約」等のシステム化を行った。また、郷土資料や洋書の検索利便性向上、ホームページのリニューアル