あー、図書館でバイトしとります。 スーツとネクタイは、はっきりいって邪魔です。山のように本を抱えてあっちの棚からこっちの棚へ。輸送されてきたトラックから膨大なコンテナを運び仕分け机の上に届いた本をあけて、返却と予約に分別。はっきり言って宅急便だか宅配便だか郵便局あたりの作業員となんら変わりません。それにやや図書館所蔵資料の知識がくっついてるだけです>図書館員。 図書館員は「知的物質」を扱う職業ですが、やってることは原則「肉体労働」です。しかも書架(本棚)の前で床に膝まづいて一番下の棚にも本を整理して返し、さらにお客に呼ばれれば飛んでいく日々。館内走り回れば空調無関係で汗だく。幼児向けには愛想よく読み聞かせをして演技力を試される日々。 地方公務員がスーツ七三でなくてはならぬというのなら、清掃局の現場の人間も交通局の人間も、夏でもスーツにせねばなりません。図書館職員がスーツ着用義務だなんて、制