オーストリア・ウィーン(Vienna)で開かれた第18回国際エイズ会議(International AIDS Conference)で公開されたエイズウイルス(HIV)感染を防ぐ膣用ジェル(2010年7月21日撮影、資料写真)。(c)AFP/SAMUEL KUBANI 【3月13日 AFP】性交渉の後に膣内に塗布する、後天性免疫不全症候群(AIDS、エイズ)を引き起こすウイルスへの感染防止を目的としたジェルが、サル実験で期待の持てる結果を示している。米国の科学者らが12日、発表した。 現在市場に出回っている抗レトロウイルス効果のある製品と、この開発中のジェルとの一番の違いは、性交渉の前に塗布する必要がなく、性交渉後に使用する点だ。ジェルの実験はまだごく初期段階にあるが、実用化されればより効果の高い選択肢になり得ると研究者らは期待を寄せている。 今回、新たにジェルを開発しているのは米疾病対策
![性交渉後の塗布でHIV感染を防ぐジェル、実験で成果](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/301e65e2ac93571f5126865c4ccdce96b2592e35/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fafpbb.ismcdn.jp%2Fmwimgs%2F3%2Fa%2F1000x%2Fimg_3a6fe2846a7997597e5e6212668eaefe145807.jpg)