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札幌発「雪ミク」経済効果抜群 雪まつり観光でタイアップ続々 (02/07 07:30) 雪ミクのイラストが壁やテーブルに描かれたスリラーカラオケ札幌中央店の「雪ミクルーム」。利用客はタンブラーなどがもらえる特典も=札幌市中央区南3西4 札幌発の仮想アイドル「初音(はつね)ミク」の冬限定キャラクター「雪ミク」とタイアップし、商品販売やサービス利用の拡大につなげようとする企業が目立ってきた。雪ミク関連の商品開発・販売によって「1億円超の宣伝効果があった」という企業も出現し、若者を中心に広がる雪ミク人気の威力を見せつけている。 雪ミクはソフト開発のクリプトン・フューチャー・メディア(札幌)が冬の道内観光を盛り上げるために作ったキャラクターで、同社は2010年から「さっぽろ雪まつり」の開催に合わせてイベントを開いている。それに協賛した企業などが雪ミクのタイアップ商品や催しを展開しており、今年は約4
創作後押し@カフェ 初音ミク開発のクリプトン 札幌に10月開店、多目的空間も (08/29 07:54) クリプトンが10月に直営カフェを開く商業施設ノルベサ=札幌市中央区南3西5 音声合成ソフト「初音ミク」を開発、販売するクリプトン・フューチャー・メディア(札幌)が10月上旬、同社初の直営カフェを札幌市中央区の複合商業施設「ノルベサ」に開く。店内にはカフェのほか、さまざまな分野で創作に取り組む道内の作家の作品販売や講習会などが開けるスペースを設け、道内に拠点を置くIT企業として、作家たちの活動を後押しする。 店名は「MIRAI.ST cafe(ミライストカフェ)」。カフェが「未来につながる道(ストリート)」となり、「未来の人」が集うように―との思いを込めた。ノルベサ1階の道路に面した店舗約230平方メートルにテナントで入る。 店舗はクリエーティブ(創造)をテーマに掲げる。カフェでは食を創
肉質柔らか、脂身に甘み 恵庭発「百合豚」が好評 農家2軒、ブランド化に力 (04/02 16:00) 恵庭産のブランド豚を使った「NOMIKUI百合屋」のしゃぶしゃぶ 【恵庭】市内の2軒の養豚農家が、道産小麦を飼料として与え、飼育方法にこだわった「ブランド豚」の生産に力を入れている。飼料価格の高騰や環太平洋連携協定(TPP)交渉への参加決定などで逆風が強まる中、付加価値を高める飼育に活路を求めた。肉質の柔らかさと甘みのある脂身が好評を得て、地元飲食店も「百合豚(ひゃくあいとん)」と名付けて提供。恵庭産豚肉が地元でじわじわと浸透してきている。 生産しているのは、市内上山口の野村彰さん(45)と小林義光さん(57)。輸入飼料の高騰や豚肉価格の低迷に加え、TPPへの懸念もあり、3年前から協力してブランド化に取り組んでいる。 飼料には、自家製粉した道産小麦や米粉などを配合した共通の飼料を使用。一般
まんべくんツイッター 有志が再開、町は黙認 (01/06 07:00) 【長万部】渡島管内長万部町の人気キャラクター「まんべくん」の短文投稿サイト「ツイッター」が、町民有志による非公式サイトで再開された。 まんべくんのツイッターは札幌のコンサルティング会社社長が、まんべくんの商標権を持つ町の許可を得て運営を始めたが、昨年8月、ツイッター上の「戦争発言」に批判が集まり、町が全活動を停止。11月に着ぐるみのイベント出演などに限り活動を再開した。 有志グループは1日、「休止が長引くとファンが離れる」としてツイッターを再開。札幌の会社社長が書き込みを担当している。同日午前0時の第一声は「うおおおお…」だった。 町はツイッター再開に向け、まんべくんの事業を地元団体に引き受けてもらう方向で調整しており、白井捷一町長は「有志はまちの活性化のために行っている。引受団体が決まるまで中止は要請しない」と黙認す
曝書(2月22日) <虫くひの系図の本も干されけり>(子規)。かつては蔵書のカビや虫食い防止のため、夏に和装本や漢籍を天日に曝(さら)した。「曝書(ばくしょ)」といい、夏の風物詩だった▼図書館では、いまも蔵書の一斉点検を季節を問わず「曝書」と言い習わす。ところが、この国には別の意味で「曝書」をする図書館があった▼誰が、どんな資料を調べたかをあばき、仲間に曝す「曝書」。それがよりによって「図書館の中の図書館」ともいうべき国立国会図書館で行われていた。開いた口がふさがらない▼1997年当時、国会図書館に出向していた外務官僚が、国会議員や大学教授が同図書館で調べている内容を本省に報告。外務省はそれを省内で回覧していた。公開された外交文書で明らかになった▼48年制定の国立国会図書館法は「真理がわれらを自由にするという確信に立って、憲法の誓約する日本の民主化と世界平和とに寄与する」ことを、その目的に
寒すぎる箱館奉行所 「幕末」忠実に復元し時に氷点下 苦情相次ぐ (01/23 13:01、01/23 13:06 更新) (上)防寒着を着込んで解説するスタッフ。雨戸を閉め切っているため、自慢の「違い棚」の美しい木目も暗くて見えない(下)「寒すぎる」と苦情が出ている箱館奉行所 【函館】函館市が昨年7月、国特別史跡・五稜郭内に復元し、初の冬を迎えた箱館奉行所で観光客から「寒すぎて十分見学できない」との苦情が相次いでいる。完全復元を原則とする国の方針に従い、幕末期の構造を忠実に再現したため通気性に富み、暖房設備が十分でないためだ。管理する市教委は、文化庁と近く対策を協議する。 「今の室温は2度。時には氷点下になる」。奉行所奥の暖房機のない部屋で、加納裕之館長(78)は話した。「室内でもコートは手放せない」という。 箱館奉行所は1864年(元治元年)に幕府が北方警護のため建設し、71年(明治4年
政府の「アイヌ政策のあり方に関する有識者懇談会」(座長・佐藤幸治京大名誉教授)は7日、7月下旬にまとめる報告書に、アイヌ民族を入学、採用する大学や企業に対する支援の必要性を盛り込む方針を固めた。アイヌ民族への直接的な援助にとどまらず、受け入れ側へのサポートも盛り込むことでアイヌ民族への関心を国民全体に広げることを狙う。 札幌大は来年度から全国で初めて、アイヌ民族を対象に入学金や学費の相当分を助成する奨学制度を導入する。アイヌ民族の卒業生を積極的に雇用しようとする道内企業も出ており、今回の追加策はこうした取り組みを推進する目的もある。
漫画やカストリ雑誌など十数万冊を展示する「米沢嘉博記念図書館」を今夏開館させる明治大学(東京)が、国内のコレクターらに協力を呼び掛けて「東京国際マンガ図書館」(仮称)の開設計画を進めている。「記念図書館」をその第1弾と位置付け、昭和時代以降に国内で出版・制作された漫画やアニメーション、ゲームの全作品の収集を計画。日本のサブカルチャーを体系的に学べる学術施設を目指す。 日本のアニメや漫画文化は世界各国から注目を集めるが、本格的な研究拠点が少ないのが実情だ。記念図書館は、同大OBで漫画評論家の故米沢嘉博さんが収集した昭和、平成の漫画や、風俗記事などを載せた戦後のカストリ雑誌などを集め、同大近くのビルに開く。 さらに、昭和時代の発行でも収集が難しくなりつつある漫画雑誌などを、個人のコレクターらに提供してもらい、同記念図書館と合わせて、東京国際マンガ図書館の総称で資料を展示、閲覧できる場を設ける計
【置戸】網走管内置戸町の町立図書館・生涯学習情報センター(矢崎秀人館長)と置戸赤十字病院(長谷川岳尚(たけなお)院長、九十五床)が、入院患者への配本サービスを二月中旬から共同で始めた。患者が蔵書から借りたい本を自由に選べる「道内では聞いたことがない」(道立図書館)サービスだ。 患者は貸出申込書を看護師か病院職員に渡し、ファクスでセンターに送信。約三百メートル離れたセンターから職員が病院に直接配本する。午前中に申し込めば、夕方までに本が届く。患者が本を選ぶ際は看護師らがインターネットの蔵書検索を手助けする。返却ボックスは病院内に設けた。 同病院では以前、患者が病院の清掃員に頼んで本を借りていたことがあり、昨年からセンターと病院が対応を検討していた。矢崎館長は「地域の病院をサポートするのは公立図書館の重要な役割」と今回のサービスの意義を強調する。 入院中の池田敦子さん(48)は二月二十六日、手
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