「天才子役」「絶世の美少年」とうたわれた黒田勇樹さんが、引越しのバイトをしていると報じられたのは2010年のこと。その後しばらくして「ハイパーメディアフリーター」を名乗り、ネットで人気を博すも、役者仕事からは遠ざかっていた。 そんな黒田さんが現在、演劇界に復帰。先月は役者人生初となる月2本の舞台をこなし、精力的に活動を続けている。睡眠時間を削って稽古に励むなか、「なんで、そんなにがんばっているの」と共演者に指摘され、「オレは今がんばれているんだ」と思わず泣きそうになった。そんな今の環境を”奇跡”と語るーー。 黒田勇樹(くろだ・ゆうき) 1982年、東京都生まれ。幼少時より俳優として活躍。主な出演ドラマ作品に『人間・失格 たとえば僕が死んだら』『セカンド・チャンス』(ともに TBS)、『ひとつ屋根の下2』(フジテレビ)など。山田洋次監督映画『学校III』にてキネマ旬報新人男優賞などを受賞。2
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