浦和レッズの主軸であり、今や日本代表の中心的な存在としても活躍する槙野智章選手。 前編では、年上にも物おじせず自分の意見をしっかり言えた小学生時代、「自分の好きなことを一生懸命やりなさい」と温かく見守ってくれたご両親への感謝、そして突如訪れたサッカー選手としてのターニングポイントについてお伺いしました。 FWからDFへ。新たな生きる道を見出した槙野智章選手ですが、決して自分の力だけで成長できたとは考えていません。自身のキャリアを振り返れば常に、指導者に恵まれたという感謝の想いがあります。 (取材・文:原山裕平) (浦和レッズと日本代表の中心的存在へと成長した槙野選手) <<前編:「利き足は頭」のFWだった僕がDFに転向することになった思わぬきっかけ ■森山佳郎監督に学んだのはサッカーの技術ではなく、人間的な成長の部分 「実はジュニアユースに入った頃、少しグレまして(笑)。ついつい遊んでしま