開発工数1/15~1/50、「たった1人」でシステム開発 生成AI(以下、生成AIやAIエージェントをまとめてAIとする)を活用すると、システム開発のプロセスは大きく変わる。具体的には、「企画」「要件定義」「開発」「評価」の各プロセスで人とAIによる共同作業が可能になり、効率が劇的に上がる。どう変化するのか、AIを活用するメリットなどの詳細は、前編の記事を参照してもらいたいが、その圧倒的な生産性を神谷氏は自ら実証した。 神谷氏は、生成AIを活用して「Panacel(パナセル)」というサービスを開発した。これは、現在、稼働中のサービスであり、誰でも利用できる。その概要を、神谷氏は次のように説明する。 「Panacelは、メール業務効率化のためのアプリケーションです。連絡先管理、メール管理、資料管理の機能を持ち、レスポンシブ対応(PC/モバイル対応)、マルチ言語(日・英)対応、任意タイムゾーン
