Linux環境で、共有ユーザーを使っている場合に過去のコマンドの実行履歴を見てみようとしても誰が発行したものかわからなかったりして、何かサーバーに問題があったりした際にどのような作業をしたのかがわからずに困ったりすることがあります。 まぁ、共有でユーザー使うなよって話はありますが、そういった場合でも接続元のIPアドレスごとにhistoryコマンドの実行ログファイルを分けて保存することでユーザーごとのコマンド実行ログを残せたりします。 historyコマンドは、bash環境では通常は.bash_historyに保存されていきますが、これは環境変数で設定を変えることが出来ます。 以下のように、接続元のIPアドレスをベースにhisotryファイルを作るように.bash_profileに記述しておきます。 export RIPADDR=`who am i | cut -d '(' -f 2 | s