「PostgreSQL」が格好いいと思われていたことは一度もない。これまでずっと、「MySQL」と比較される醜い継子扱いだった。PostgreSQLの信奉者は、自分の愛するデータベースが、人気の点でMySQLに打ち負かされるのを見続けさせられていた。MySQLの方が機能は少ないにもかかわらず、採用数では圧倒しており、PostgreSQLはさえないおじさんの役回りにならざるをえなかった。 だが、それも過去の話になりつつある。 最近のスタートアップの採用データを見ると、PostgreSQLは今では、強力なリレーショナルデータベース管理システム(RDBMS)を求める、創設間もないスタートアップの開発者に実際に選ばれているのである。疑問なのは、その理由だ。 ほかのみんなもPostgreSQLを使っている 創設して間もないスタートアップ以上に、PostgreSQLが新たに人気を獲得していることが明白