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ブックマーク / www.jigowatt121.com (6)

  • 感想『ジョーカー』 実はあの場でジョーカーは生まれていなかったとしたら - ジゴワットレポート

    映画を観て、その感想を自分の中で咀嚼する際に、「どこまで自分に寄せて考えるか」を悩む時がある。 仮に物語の主人公と自分がある点について似ていたとして、「これは『自分』の映画だ!」と頭を殴られたような衝撃を感じ、涙を流したりもするだろう。あるいは、訪れた経験のある街並みが劇中に登場することで、そこにある空気をより身近に感じられたりもする。また、物語内の事象に現実に起きた事件や事故を重ね合わせ、必要以上に心を痛めることもあるかもしれない。「どこまで自分に寄せるのか」は、映画に限らず、フィクションを楽しむ際に常に存在している視点だ。 ・・・などといった思考が頭を過ぎったのが、『ジョーカー』であった。私はこの作品を、どの程度自分に寄せ、どのくらい現実と絡め、どのように飲み込めば良いのだろう。スカッとするピカレスクロマンか、痛烈な社会風刺か、ルサンチマンを煮詰めてしまった成人男性の代弁か。あるいは、

    感想『ジョーカー』 実はあの場でジョーカーは生まれていなかったとしたら - ジゴワットレポート
  • 感想『映画刀剣乱舞』 刀剣男士である、という設定を真摯にフォローしたシナリオ構成に感服 - ジゴワットレポート

    ネットに生息していると数年前から幾度となくその名を目にしていた『刀剣乱舞』。「刀が男になって戦うらしい」「元はゲームで舞台とか色々めっちゃ人気らしい」という非常にざっくりとした知識しかなかったのですが、昨年末の紅白でもかなり力の入ったパフォーマンスが披露されていて、なるほど面白そうだな、と。 それでいて、今回の映画は脚が小林靖子さんというではありませんか。私にとっての最古の彼女の参加作品は、おそらく東映版アニメ『遊戯王』劇場版なんですけど、それからも幾度となく堪能させていただく半生を送ってまして。詳しくは以前記事を書いたので、一部分をセルフ引用。 www.jigowatt121.com 私は小林靖子脚の魅力は「油絵の絵の具をはがす」だと思っているんです。 油絵って上から何度でも色を重ねて塗れるんですけど、小林靖子脚の登場人物(主に主人公)は、絵の具が何層にも塗られてそれなりに綺麗に仕

    感想『映画刀剣乱舞』 刀剣男士である、という設定を真摯にフォローしたシナリオ構成に感服 - ジゴワットレポート
  • アナログ地獄だった職場にSlackを導入するまでの一部始終 - ジゴワットレポート

    今の会社に転職してきて驚いたのは、仕事の細々した部分がアナログで回っていたところだ。 「細々した部分」というのは、例えば伝言メモとか、社内・部署内回覧文書とか、そういう類のもの。有給を取った次の日に出社すると、デスクの上には沢山の付箋と紙が置いてある、という感じ。そして、データの受け渡しに実物のUSBメモリが行き来する。ゲーッ!今はもう平成も終わる2018年だぞ!! また、「△△さん、株式会社〇〇のAさんへ電話を入れてください」といった伝言を伝えるのに、該当部署に内線をかけるも不在、その折り返しをください、そしたら今度はこっちが離席・・・ といった無様なキャッチボールも頻繁に発生する環境。 自分の部署全員で共有する仕事も、「みなさんちょっと聞いてくださ~い」みたいに呼びかけて、資料を配って、説明して、そしたら途中で電話が入って説明が中断して、といった具合。非常に効率が悪い、というか、やって

    アナログ地獄だった職場にSlackを導入するまでの一部始終 - ジゴワットレポート
  • 『バック・トゥ・ザ・フューチャー』冒頭数分のあまりの手際の良さについて - ジゴワットレポート

    改めて振り返ると、やっぱり『バック・トゥ・ザ・フューチャー』の冒頭数分ってとてつもなく手際が良いですよね。「導入部分のなんたるか」がこれでもかと詰まってる。 Back to the Future アーティスト:Original Soundtrack 発売日: 2015/10/13 メディア: CD まず時計がいくつもいくつもチクタクチクタクするシーンから始まり(タイトルに針の音を被せるのも最高)、ノーカットでカメラが すーっ と移動していく。言うまでもなく、時計をあの位置関係でいくつも飾る人なんていないし、いたとしても変人なので、瞬間的に家主(ドク)が変人であることが観ている側に伝わる。 よく観ると針に人間がぶら下がっているデザインの時計もあったりして、これはクライマックスのドクを暗示していたり。 その後画面は、自動的に朝を作る各種マシンを捉えていく。ここで分かるのは、家主が発明家であり

    『バック・トゥ・ザ・フューチャー』冒頭数分のあまりの手際の良さについて - ジゴワットレポート
  • いきなり予告編がドーーンと流れる映画公式サイトにはどれだけの需要があるのか - ジゴワットレポート

    皆さん、映画の公式サイト、アクセスしますか? もしくは、何を目的に公式サイトを閲覧しますか? 映画鑑賞が趣味と言っておきながら、最近は一昔前に比べて公式サイトに行くことが少なくなったなあ、と感じる今日この頃。 その理由は明白で、SNSがあるから。公式Twitterアカウントさえフォローしていれば、キャストの発表も、予告編の公開も、入場者特典の詳細も、全部TLに流れてくる。 これが便利すぎて、わざわざ自分から足を運ぶ機会は年を追うごとに減っている気がする。(もちろん、ひどくやる気のない公式アカウントもあるけど・・・) それでも公式サイトにアクセスすることはやっぱりあって、自分の場合その理由は、上映館リストを観たいから。 特に自分は田舎住まいなので、ちょっとマイナーな作品とかは遠征が必要になるし、公開日から数ヶ月遅れで上映が開始されることも多い。 だから、上映劇場リスト、つまり公式サイトにおけ

    いきなり予告編がドーーンと流れる映画公式サイトにはどれだけの需要があるのか - ジゴワットレポート
    mythm
    mythm 2017/11/08
    たまに予告編が見どころの全てみたいな映画があるのでできるだけ予告編を見ずに映画を見たいんだけど、強制的に見せつけようとしてくるのは本当に勘弁して欲しい。
  • ゴールデンボンバーのパクリ曲は本当に精度が高いので一度聴いて欲しい - ジゴワットレポート

    はてなブログではiTunesの楽曲試聴が貼りつけられると知ったので、以前から書いてみたかったネタを書きます。 今や誰もが名前は知っているゴールデンボンバーだけど、多くの人が『女々しくて』しか知らないのが実際のところかな、とは思う。 そんなゴールデンボンバーは「エア演奏込みの面白パフォーマンス」という視点で取り上げられることが多いが、私は当に彼らの楽曲が大好きで、その中でも一押しのものを紹介しておきたい。 といっても割と有名なのだけど、一番分かりやすいところでいくと、これ。 TSUNAMIのジョニー ゴールデンボンバー J-Pop ¥250 provided courtesy of iTunes タイトルで分かる人はもう聴かなくても分かるやつですね。 そして同じ系列で、これも好き。 ultra PHANTOM ゴールデンボンバー J-Pop ¥250 provided courtesy o

    ゴールデンボンバーのパクリ曲は本当に精度が高いので一度聴いて欲しい - ジゴワットレポート
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