印刷 小惑星探査機「はやぶさ」の故郷・神奈川県相模原市が映画ラッシュにわいている。街の映像が全国に流れる。 10月に公開された「はやぶさ/HAYABUSA」(20世紀フォックス)、来年2月公開の「はやぶさ 遥(はる)かなる帰還」(東映)、3月公開の「おかえり、はやぶさ」(松竹)。「はやぶさ」の快挙と科学者らの苦闘などを描いている。同時期に3作品が競作するのは異例のことだ。 今年4〜8月は、中央区の宇宙航空研究開発機構(JAXA)やその周辺でロケが相次いだ。淵野辺東小学校や富士見団地など、街の風景が撮影された。 「おかえり、はやぶさ」の主演俳優藤原竜也さんと本木克英監督は11月20日、地元の「さがみはらフェスタ」に登場。藤原さんは「はやぶさ」のイオンエンジン担当の若手技術者を演じる。そのモデルになったJAXAの細田聡史さん(38)と対談した。 藤原さんは、細田さんの仕事ぶりを参考に