【北京=小林哲】中国が独自に開発を進める宇宙ステーションのひな型「天宮1号」と、無人宇宙船「神舟8号」によるドッキング試験が、年内に行われることになった。中国の有人宇宙船「神舟」の元総設計師が計画を明らかにした。中国は早ければ2017年ごろのステーション建設を目指しており、試験はその一歩になる。 新華社通信によると、中国の有人宇宙開発プロジェクトは、第2段階となるステーション建設に入っている。今年夏以降にまず天宮1号を打ち上げた後、2カ月以内に打ち上げる神舟8号と宇宙空間でドッキング試験を行う。さらに2年以内に宇宙飛行士を乗せた神舟10号を打ち上げ、ステーション建設の基礎となる有人ドッキングに挑戦する。 天宮1号の後継となる同2号の開発も進む。本格的な科学実験室を備え、宇宙飛行士が長期間滞在できる。 一方、昨年、探査衛星「嫦娥2号」の打ち上げに成功した月面探査では、17年に打ち上げる
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