ホタルが舞う地上から、宇宙飛行士の古川聡さんが長期滞在を始めた国際宇宙ステーションの軌跡を撮影することに、倉敷科学センター(岡山県倉敷市)の三島和久学芸員が15日までに成功した。 三島さんは13日夜、同県真庭市の川べりで、数百匹のホタルが飛び交う様子と、雲の合間から現れたステーションの姿をほぼ同時に撮影し合成画像にした。星空を流れ星のように横切るステーションがうっすらと見える。 古川さんは8日に打ち上げられたロシアのソユーズ宇宙船でステーションに到着。10日から長期滞在を始め、11月中旬まで実験などを続ける。