印刷 国際宇宙ステーション(ISS)に食料などを運ぶロシアの無人宇宙貨物船プログレスが24日、カザフスタンのバイコヌール宇宙基地から打ち上げられた後に規定の軌道に乗らず、墜落した。インタファクス通信などによると、打ち上げの約6分後に西シベリア・アルタイ共和国領内の無人地帯に落ちた。けが人などの情報はないという。 ISSには現在、日本人宇宙飛行士の古川聡さんらが滞在している。 ロシアでは今月18日にも、バイコヌール基地から打ち上げた通信衛星が正常な軌道に乗らない不具合が起きていた。(モスクワ=副島英樹)