熱演する宮沢りえ - 舞台「ビニールの城」公開ゲネプロより 今年5月12日に永眠した蜷川幸雄さんが演出を手掛ける予定だった、舞台「ビニールの城」の公開ゲネプロが6日、東京・Bunkamuraシアターコクーンで行なわれ、出演している森田剛、宮沢りえ、演出の金守珍らが、蜷川さんへの思いを語った。 舞台「ビニールの城」ゲネプロフォトギャラリー 唐十郎の書き下ろし戯曲を舞台化した本作は、生身の人間と向き合わず、人形だけをひたすら愛する腹話術師・朝顔(森田)、朝顔に狂おしいほどの思いをぶつけるヌードモデル・モモ(宮沢)を中心に展開する力強い愛の物語。シアターコクーンの芸術監督を務め続けた蜷川さんが、亡くなる直前まで台本を病室の枕元においていたという。そんないわば「幻の蜷川作品」を、唐・蜷川を師とする劇団「新宿梁山泊」主宰の金守珍が、その遺志を継いで演出を務めた。 ADVERTISEMENT 森田は「
私は蜷川さんの元で役者としてスタートし、その後、演出家として唐十郎の作品に取り組み続けてきたが、2010年に蜷川さんに役者として呼んでもらって以来、ここコクーンの舞台に立っている。今回の『ビニールの城』でもキャスティングされていたが、蜷川さんの死によって演出を引き継ぐことになったため、役は降りるつもりだった。ところが宮沢りえさんが、舞台にも立つべきだと背中を押してくれた。じゃあ全体は誰が見るのかと聞くと、「蜷川さんが見てくれている」と。人とつながりたい、愛したいという人間の根源的な希求をロマンチックかつ怖さを秘めて描いている『ビニールの城』は、唐作品の中でも最も美しく切ない芝居だ。蜷川さんならではの絶妙なキャスティングと強力なスタッフの元、レベルの高い稽古環境で思いっきりぶつかることができ、自分がイメージしていた以上の仕上がりとなった。おかげで演劇人生の両師匠・蜷川さんと唐さんに、「どうで
V6森田剛(37)宮沢りえ(43)主演の蜷川幸雄さん追悼公演「ビニールの城」(29日まで)が6日、東京・渋谷シアターコクーンで幕を開けた。 5月に亡くなった蜷川氏が最後に配役を手掛け、病床にこの台本を置いて復帰を目指していた。 腹話術師役の森田は「稽古中は蜷川さんが見守ってくれているのをみんなで感じながら、演出の金守珍さんを信じてついていきました。僕らは自信を持って、この作品をお届けする覚悟はできています」。 ヒロイン役の宮沢は「大好きな蜷川さんからそっと手渡されたモノをギュッと握りしめたまま、稽古を重ねてきた。手のひらの中にあるのは、志高く作品を作るという魂でした。どこかで見守ってくれている蜷川さんに、その魂を思いっきり届けたい」とコメントした。
V6のメンバーであり、俳優としても活躍する森田剛がサイコキラー役に挑んだ主演映画『ヒメアノ~ル』。10代からキャリアを積み重ね、30代後半を迎える森田が今この役を演じることについて、さらに、自らを“無責任”という俳優業への向き合い方についても聞いた。 ◆殺人鬼役を演じることでの自身のイメージへの危惧はまったくない ――数々の舞台で実績を積んできた森田さんですが、映画出演は約6年ぶりです。これだけ時間があいたのは何か理由があるんでしょうか? 【森田剛】 まったくないです。舞台でお芝居の勉強がしたいという気持ちがあっただけで、いつか映像でもチャレンジできたらいいなというのはずっと思っていたので。お話をいただいたときはうれしかったですし、迷わず“やろう”と思いました。 ――殺人鬼役と聞いて、トライするのは危険だと思ったりはしなかったですか? 【森田剛】 まったくないですね。取材でそう聞かれること
V6森田 殺人鬼役「運がよかった」 V6の森田剛(37)が9日、都内で、初主演映画「ヒメアノ~ル」(28日公開)のジャパンプレミアに共演者の濱田岳(27)、ムロツヨシ(40)、女優・佐津川愛美(27)とともに出席した。 「R15+」指定の今作で森田は連続殺人鬼を演じた。殺害シーンなど過激な場面を演じきり、「このタイミングでよかった。前でも後でも無理。運がよかった」とベストな時期に出会えた役柄と実感していた。 クライマックスシーンから森田と共演した濱田は「気が滅入りませんか?」と撮影の合間に雑談したが、殺人鬼のテンションのまま森田に「そりゃ、滅入りますよ」と返されたそうで、「とんだ軽口をたたいた。びびりました」と語っていた。 続きを見る
V6森田剛(37)が連続殺人鬼役に挑んだ映画「ヒメアノール」(28日公開)のプレミア試写会が9日、都内で行われた。 原作は古谷実氏の人気コミックで、一見普通に見える若者が、トカゲが獲物を補食するように殺人を重ねていく物語。森田とともに先月の伊ウディネ映画祭に参加してきた吉田恵輔監督(41)は「現地には森田クンがV6のアイドルとは知らない人が多かった。あまりの殺人鬼ぶりに『彼はホントにアイドルなのか?』と驚かれました」。森田は「普通に見える男が殺人を犯すリアルさを大切にしたかった。若すぎてもいけないし、年齢を重ねすぎてもいけない。今しか出来なかった作品だと思います」と役作りを振り返った。 共演は浜田岳(27)ムロツヨシ(40)佐津川愛美(27)と個性派ぞろい。浜田は「森田さんが、理解しがたい役柄をここまでやり通したことが、この映画の見どころです。僕は対照的にお客さんに『あるある』と思ってもら
原作の狂気をどこまで再現するのか? 「ヒメアノ~ル」原作書影 - (C)古谷実/講談社 V6の森田剛が初主演を務め、人気漫画家・古谷実の衝撃作を実写化する映画『ヒメアノ~ル』(2016年5月28日公開)が、映画倫理委員会(映倫)の審査により、R15+指定を受けたことが明らかになった。 パートタイマーとして清掃会社で働く岡田のありふれた日常と、後に岡田の恋人となるユカをつけ狙う連続殺人犯・森田正一の凶行を同時進行で描く本作。森田が初主演にして凶悪な殺人者という難役に挑むほか、平凡な男・岡田進を濱田岳が、正一に狙われるヒロイン・ユカを佐津川愛美が演じる。『銀の匙 Silver Spoon』『麦子さんと』などの吉田恵輔監督がメガホンを取った。 映画化にあたって森田は、日常と狂気が交錯する原作の過激な世界観を表現するべく、容赦のない暴力シーンの撮影にも果敢に挑んだといい、衝撃的な映像の数々に、R1
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く