ちまたで話題になってるさくらのVPS を使いはじめた。 月額 980 円で root 権限あり、個人用途なら十分に実用的となれば、契約しない手はないだろう。ちょうど Redmine を動かすために root 権限が欲しいなあと思っていた ( Passenger を利用したい ) ので、これはまさに渡りに船である。 また、これまで Linux 学習用に VMware Player と CentOS を利用していたのだが、さくらのVPS も CentOS なので、この用途も引き継げそうだ。ゼロから実働するサーバー環境を整えることで、得られるものも多いだろう。 というわけで、さくらのVPS を使ってゆきながら、作業メモを残してゆく。VPS を再インストールしたときにも、このメモが役立つかもしれない。長くなることは確実なので、記事は数回に分ける予定。 用意するもの サーバーでおこなう作業のために、
もくじ sudo を設定する パスを通す SSH のポート変更 sudo を設定する 前回は root 権限が必要なコマンドなどは、su で root になってからおこなっていたが、root は万能なので、思いがけず重要なファイルやディレクトリを破壊する危険性がある。よって、コマンド単位で root 権限を与えるために sudo を利用する。 まずは sudo がインストールされていることを確認する。 $ yum list installed | grep sudo sudo.x86_64 1.7.2p1-7.el5_5 installed インストールされているので、wheel グループの設定をおこなう。wheel は root 権限を得られるユーザー グループである。これは usermod コマンドで設定できるのだが、root 権限が必要なので以下のように実行する。 $ su - Pa
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