経済産業省は、3次元(3D=three‐dimensional)データをもとに立体物を簡単に作り出せる「3Dプリンター」を学生が使えるように、教育機関への普及を支援する。 今夏に大学や高専を数校選び、購入費の3分の2を補助する。2015年度には全国の中学校と高校にも対象を広げる方針だ。学生時代からものづくりへの関心を高めて技術系の人材を育てる。自由な発想で使ってもらい、新たな活用法を見つける機会にもする。 補助金は、13年度補正予算に中小企業の研究開発支援として計上している約2億円を充て、モデル校を今月にも公募し、今夏までに決める。1校あたり数百万円から数千万円の支援になる。複数の装置の購入も認める。翌年からは中高からも募集する予定だ。周辺の企業にも3Dプリンターを使ってもらい、教育機関を地域のものづくり拠点にする。同省の「新ものづくり研究会」が近くまとめる最終報告書に盛り込む。 授業や研
STAP細胞の画期的な製作方法の発見が話題になっています。中心となって研究を進めた理化学研究所の小保方博士のことが各メディアで報道されています。 イギリスでもこのニュースは大々的に報道され、BBCや民放、大手新聞でも報道されています。ワタクシはこのニュースをイギリスのニュースで知ったのですが、その後日本での報道をネットでみて、その内容があまりにも違う事に唖然としました。 BBCでは、テレビ放送でもウェブでも、まずこの発明が何であるか、なぜ画期的なのかが紹介され、イギリスの研究者の解説を盛り込み、医学などにどのように貢献するか、ということが明記されました。また小保方博士に関しては「Dr Haruko Obokata」と明記されているだけで、年齢や性別には触れていません。(なお、イギリスでは博士号がある人の事はドクター何々と呼ぶのが当たり前です) イギリスの他の主要新聞でも、この発見が何なのか
理化学研究所発生・再生科学総合研究センター(神戸市中央区)で、人工多能性幹細胞(iPS細胞)を超えるかもしれない画期的な発見を成し遂げたのは、大学院を修了してまだ3年の若手研究者だった。同センターで開かれた記者会見で、万能細胞「刺激惹起性多能性獲得細胞(STAP細胞)」を開発した小保方晴子研究ユニットリーダー(30)は「かつては研究結果を誰にも信じてもらえず、泣き明かした夜も数知れない」と振り返り、誇らしげに成果を語った。 STAP細胞は、体の細胞に酸性の溶液で刺激を与えるだけで作れる。「動物の細胞は外からの刺激だけで万能細胞にならない」という通説から、「研究が『これまでの生物学をばかにしている』とさえ言われたこともある。『あした1日だけ頑張ろう』と思いながら、5年かけてここまで来た」と小保方リーダー。会見場には約60人の報道陣が詰め掛け、生物学の教科書を塗り替える大発見に対し、予定を大
2人が「事実婚」を選んだワケ 多様化する“結婚”の選択肢「子どもがかわいそう」の声も…「夫婦別姓」ジェンダーバイアス解消にも期待
■山梨大女性研究者支援室長 風間ふたばさん(57) ――山梨大学に女性研究者の支援室ができて1年余りになりますね。 工学部、生命環境学部、教育人間科学部などがある甲府キャンパスの女性教員は研究員も含め50人で、全体の1割強にすぎません。特に工学部は6%弱と少ない。また、山梨では「女子で工学部なの、へえー」という受け止め方をされることが多く、理系出身者にも多様な進路があることがあまり知られていません。女性研究者が活躍しやすい環境づくりと、研究者の卵である女子学生の応援をめざし、昨年10月に発足しました。 ――活動内容は。 まず、子育て中の研究者に学生を派遣するサポーター制度です。学生は週に10時間程度、研究者のもとに通います。実験の簡単な作業、データの整理、英語論文の翻訳などを手伝い、謝礼も支払われます。求められるサポート内容は研究者ごとに異なるので、そのつど学生を募集します。原則として研究
英科学誌ネイチャーは19日、理化学研究所発生・再生科学総合研究センター(神戸市)の高橋政代プロジェクトリーダーを「2014年に注目すべき5人」のうちの1人に選ぶ。 高橋さんは世界で初めて、iPS細胞(人工多能性幹細胞)を人間に応用する臨床研究を始める。来年夏にも、目の難病「加齢黄斑変性症」の患者に、iPS細胞から作った網膜組織の一部を移植する計画だ。 同誌はほかに、インド初の火星探査機を打ち上げた宇宙研究機関の所長や、国際的な専門家で作る「気候変動に関する政府間パネル」の共同議長らを選ぶ。
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く