ベビーシッター育児支援事業は、1994年にスタートした厚生労働省の事業。2009年からは外郭団体の「こども未来財団」が実施してきた(撮影/写真部・堀内慶太郎) 残業や子どもの急な発熱時に、働く母親の助けとなるベビーシッター。しかしベビーシッター料を払うために必須ともいえた割引券が、終了するという。決して安い料金ではないだけに、母親からは悲鳴もあがっている。 金融機関でシステムメンテナンスを担当する女性(42)は、9歳と4歳の女の子を育てている。実家は遠方。残業時の子どもたちの学童や保育園などへの送迎に、ベビーシッターサービスを幾度となく利用してきた。それなのに、1カ月ほど前に、こども未来財団のホームページにこんな報告を発見し驚いた。 「ベビーシッター育児支援事業は、平成27年3月31日をもって終了することとなりました」 女性がいつも頼んでいる会社のベビーシッター利用料は、送迎の場合1時間約
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