イスラエルは、今週末からファイザー製の新型コロナウイルスワクチンのブースター接種(追加接種)を開始する。 当局によると、ワクチンの重症化を防ぐ効果は97%から81%に下がっているという。 デルタ株の広がりを受け、イスラエル以外にもブースター接種を検討している国もある。 イスラエルは、8月1日から高齢者向けにファイザー製の新型コロナウイルスワクチンのブースター接種を開始する。保健当局は、ワクチンの重症化を防ぐ効果が時間とともに下がってきたことを最新データが示していると説明している。 新型コロナウイルスのワクチンをめぐっては、その効果がどのくらい続くのか、まだよく分かっていない。一部でワクチンの防御をすり抜ける能力を示しているデルタ株の広がりで、その不透明性はさらに高まっている。 最新データを受け、イスラエルは2回目の接種から5カ月以上が経っている60歳以上の市民に対し、3回目の接種を行う。イ