「仁が馬に乗って、激しい風の吹く牧草地のような景色を抜けて、紅葉の葉っぱが空を舞い、手を伸ばせば届きそうでした。僕個人にとっては特別な場面でしたし、会場でトレーラーを見ている他の観客にとってもそうだったと思います」とロード氏は振り返る。 それからほどなくして、『Ghost of Tsushima』の開発スタジオであるサッカーパンチプロダクションズはPlayStation内部向けに実際にプレイできるビルドを準備した。ロード氏を含め、商品開発部の複数のメンバーがプレイすることになった。 「ゲームの内容が把握しやすい導入パートを一生懸命に用意していたのですが、このビルドには馬に乗るパートがあって、しばらくする馬を降りてモンゴル兵から隠れないといけなくまります」とクリエイティブ・ディレクターのネイト・フォックス氏はビルドの内容を説明してくれた。 クリエイティブディレクターのネイト・フォックス氏。
![『Ghost of Tsushima』序盤のあの名シーンができるまで――適切な指摘を魔法に変えた閃き](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/9ba2102a402073e43895a17af55ca8250a278d6b/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fsm.ign.com%2Ft%2Fign_jp%2Fscreenshot%2Fdefault%2F487_q5cs.1200.png)